2019年12月31日火曜日

ベースキャンプ小竹向原マット交換

年末も大晦日!  12月は大きな現場こそありませんでしたが、1日〜数日の現場が間断なく連続していたので、なかなかブログもアップできないまま2019年も終わろうとしています。
年をまたいでこれまでの今月の現場を紹介していきます(笑)

 ベースキャンプ小竹向原店は四年前に最先端壁業者のボタニクスによって施工されました。
マットも同時に設置されましたが、複雑な壁形状に沿って作られているのでマット形状も「段」クラス!
当方株式会社STONEMASTERSでこれまで壁と共に設置してきたマットは「simple is best」をモットーにメンテナンスおよび長期耐久性を最重要視してきました。
 今回は初めて他社の施工したものの交換だったのでいろいろ大変なこともありましたが、それはそれ。どんな仕様でもなんとかどうにかこなしてきた経験値は同業他社様よりは数歩先んじていると自負しております。
昭和な人間のせいなのか、自分のことを人様に良くみてもらいたいという態度は人間として最大の恥と思っている人間です。
んが、
いまや子供達の将来の人気職業ナンバーワンがユーチューバーという時代。
人のことはまったく気遣いはしないけど自己主張1200%が良いとされている世代。
流される気は毛頭ありませんが、中身のない実力も経験値もない主張だけの奴等に負け続けるのもムカつくので、これからは少しだけ、
少しだけだけど、当社のストロングポイントを主張したいと思っております。

そんなこんなで、あいかわらず2020年もこんな感じになるとおもうので毒も時々出すかもです。よろしくお願いいたします。

かなり脱線しましたが、いつもベースキャンプのスタッフにはお世話になってます。ありがとうございました!


2019年12月10日火曜日

高松JUMBOさん、リード壁ジャンボ化!

うどん県香川県にて、高松市にある老舗クライミングジムJUMBOさんにて新規リード壁増設工事も1週間の突貫工事で完成できました!
士気を高めるためにオーナーさんがみんなの好物焼き肉やらビールやらを腹一杯飲み食いさせていただきました!
ご馳走さまです!!
年に2回も四国高松市での現場作業をそれぞれのオーナーさんに呼んでいただきありがとうございます。
リード壁は高さ約9m,幅約10mプラスアルファー。

職人さんらが帰ったあとに独りルートセット。
久しぶりにやる昔ながらにぶら下がっての作業は、若い頃に比べたら歯がゆくなるくらい遅くなりましたが、やはり創造的な仕事には違いないので脳内快感ホルモンが出まくって楽しい!
世界中で一番多くのクライマーが楽しめる5.9から5.11Cまできっちり8本設定、試登させていただきました!
あー、やっぱり、
リードは楽しいなあ〜
職人の皆さん、高所作業ご苦労様でした!
オーナーさん、ご馳走さまでした!
リードウォールにますますの人気が出ますように!!

2019年11月29日金曜日

秋田県から香川県へ

秋田市で進めていたリードとボルダリングジム、TODO様の壁建ても無事に終了しました!
大変お世話になりました。
快適な現場宿泊施設も使わせていただきました!
ありがとうございます。
が、
実はムーンホールドやLEDキットの日本到着が遅れて工期に間に合わなかったので、また通関したら設置にうかがいます。

 そして、
神奈川県に戻ってからの怒濤の48時間を過ごして、今度は西へ。

 香川県高松市の老舗クライミングジムJUMBO様にてリード壁への改築工事です。
連続でリード壁の造作現場が続くことは初めてです!
クライミングの世界はとても奥深いものなので、ボルダリングだけにとどまらずにもっと高みへの挑戦へとつながるきっかけ作りとなれば、オーナー様と共々、やりがいがあるってものです!

 うどん県香川県、と行政からして率先して世界に売り込み中のうどん文化。
いまや讃岐うどんは有名チェーン店の全国展開で知らぬ人はいない国民食でありますが、やはり本場もんはやっぱり旨い!!

オーナー様の事前の既存ボルダー壁の一部はきれいに撤去されていて、これからここにリード壁作りまーす!

2019年11月22日金曜日

秋田TODO工事中


現在、秋田市内で2軒目となるクライミングジムの壁建てをしています。
県内でも初ですが、全国的にも貴重なリード壁とボルダリング壁の両方のあるジムです。
もうすぐ工事も3週間経ちますが、いよいよ形が出来上がりました!
あとは細かい仕上げと塗装です。
秋田県出身の壁建て職人のH小屋さんも参戦してくれて、オーナーさんやその仲間たちともむかしからのつながりがあるなかで、とても居心地の良い作業環境の中で仕事させていただいております。
そんなH小屋さんが一足先に卒業となるので、昨夜はオーナーさんらが「本場のきりたんぽ鍋」を大鍋3杯とビール、美味しい日本酒を用意してくれて楽しい夕げを過ごせました!

H小屋さん、お疲れ様でした!
そしてラストスパート、職人の皆さん、手足もと安全確認で今日もがんばりましょう〜〜〜

2019年10月30日水曜日

ロデリャル生活終了〜

今年で3回目となるスペイン、ロデリャルでのクライミングが終了しました。
後半は天気もあまり良くなく豪雨が続いたあとにはお約束の染みだしが。。。

天気の良い週末にはこんなながーいスラックラインが設置されていたりして。
とりあえずビール!
じゃなくて、
とりあえず8aという小さな目標も、結局この1年間にまったくリードクライミングすらしてなかったという不摂生がたたって、そろそろロックオン!という状況が見えてきたところで時間切れ!
それでも最後の5日間は染みだしも湿気湿気70%であろうと、しつこく便を出し続けました。むかーしむかし、コンペの出番を待つような気分でどんな条件でもイコールコンディション!と意味不明な気分を思い出しながらも真剣トライしてました。
んが、最後はガバで指皮がバックリもってかれて、必死にチョークを塗り込みながら手を出したが血糊落ち!?で、ざ、残ねーん。おわり。

 くどい。。。
 くどすぎる!!

写真をくれた西ノ宮のフォレスト夫妻、ありがとうございました!
まだ残りのひとつき頑張ってください!
飯山、帰国しました。
働きまーす(笑)
皆様よろしくお願いいたします!

2019年10月26日土曜日

ロデリャル生活5週間

スペイン滞在も1ヶ月を過ぎました。
あんなに良かった天気も、割と雨が続き、気温も低下して、夏から一気に冬に衣替えといった感じです。
クライミングの成果はというと、30年以上酷使してきた老体のせいなのか、身体中あちこちの節々が痛くて鉄棒にぶら下がれないぐらい。これでは一般成人以下のコンディション。1日登って2日休むというパターンを初めて導入したものの、レストが暇すぎてすぐに飽きてしまう。それでも2日目の夜には少しは痛みも軽くなっているので我慢してビレイに専念してる。お世話になっている宿の食事は、毎晩女将の手料理なんだけど、自分等の好みを聞いて毎晩違うメニューを作ってくれるので本当に楽しみだし美味しい! その一部を以下に一挙公開!
ここまでが夕食の前菜だったりメインメニューだったり。
朝ごはんはバイキング形式で、たくさんの果物トマト、行動食に持っていきやすいビニールパック入りの各種パンやクッキーがたくさん置いてあるので昼飯も調達できる。
自分はシリアルにヨーグルト。そしてばかでかいコーヒーボウルを飲んで終了。
これは岩場近くにあるフィナおばさんが経営しているホテルレストランで外食したときのもの。そこに泊まっている大阪からのフォレスト夫妻と楽しいディナータイム。毎晩ハウスワインも美味しいけど、やはり生セルベッサ(ビール)も旨いなあ〜
いやあ、歳とったなあ〜

2019年10月17日木曜日

ロデリャル生活4週間

早いもので4週間。
登る、食う、飲む、寝る、の超シンプルな生活だと時間が過ぎるのが本当に早い!
若い頃から2日登って1日休むパターンでツアーを過ごしてきたけど、ついに今回からもう無理だあ〜と、初めて2日レストなどしてみた。たしかに2日休むと各種筋肉痛や、指皮の回復が顕著でリフレッシュする!
んが、特に超回復しているわけでもないのが老化というやつか? 休み明けは身体がすごく重いし、意思とは裏腹な動きのぎこちなさを痛感。
それでも1年ぶりというリードクライミングのブランクながらも少しずつグレードを上げてきて、やっと昨年の宿題コリセウム8aをトライしても良い感じまでに戻せてきた!
そして、怒涛のパンプをしみじみ噛みしめながらテンション抜け。
まだ帰国まで日にちはあるのでRPも時間の問題だな、と思ったのもつかの間、持病の変形性肩関節症勃発!
シャワー浴びたり服を着たりすることも困難。夜間疼痛もあるしで、とりあえず1登り2日レストへ。
パートナーのビレイのかたわら、夏に屋久島ムシトリのときに地元クライマーからもらったバードコールを鳴らしてみる。
日本語?が通じるのかなあ〜と思っていたけど
岩つばめ以外の沢沿いにいる小鳥達が反応しているではないか!
この素晴らしいアイテムを作った人は、本業は「屋久島ホールド」という屋久島産の天然木をハンドメイドで加工したホールドを製作販売しているメーカーさんです。
やはり屋久島宮之浦にあるVIVA2というジムにたくさん使用されていて、指にやさしいシェイプです。興味のあるかたは検索してみてください!
↑スペインクライマーは犬連れが多く、ほぼ全ての犬がリードなしのフリーソロ(笑)
今年はこいつが一番かわいい!
こんなところに毎日いて、通信環境も良くないので世界の状況もほとんど知らないで、登ることしかしてないと、これは本当の竜宮城なんじゃないのか?と思えてくる!
宿の飯も最高です!

2019年10月4日金曜日

カタルーニャ生活2週間経過

早いもので2週間経過。
岩場でのリードクライミングはなんと当地での1年ぶりという体たらくの甲斐あって?7aとか7a+で普通に落ちれるほどにまで。。。
体重も昨年よりも増税されているのも原因か!?

 景色はまったくなにも変わらず。
虫も少なく真っ黒いセンチコガネとカメムシみたいなゴミダマぐらいしかいない。

 今年のスルヘンシアはパリパリに乾いていて、地元ローカルクライマーが例年ならずっと濡れている壁に新ルートを3本開拓していたので、完成と共にすぐにすべて再登して楽しかった。
ヨーロッパピープル各国の開拓風景を見てきたけど、カタラン人の仕事っぷりはとても丁寧で徹底的な掃除が印象的だった。
人にもよるのだろうけど、少なくともこの地方のクライマー気質は日本人クライマーより真面目な印象を受けた。
 今年も多くの日本人クライマーが来ては去り。
しかし、
若者が(20代〜30代)が皆無なこの四年間。
クライミングの本質を知らない、知ろうとしない?競技のみのクライミングロストジェネレーションの将来が心配になる。
今の日本の強さはコンペにだけしか意味がないのに、輪をかけてド素人の金しか持っていないハゲか腹の出た肩書きだけのおっさん達が知ったか顔で「日本のクライミングは〜」とか語っている光景は、悪いジョークにしか見えない。
なにも知らない有名人がカンペどおりに読み上げる「元々クライミング競技は日本人向きなんですよ」と語る先には、なにも自分の発言に責任を取らない日本の口先だけで世渡りしてきた政治家を始めとするお家柄老人による老害と、その風潮にまんまとだまされている「ちょっとウチの子は才能あるんじゃない!」と錯覚しているユースの親御さんらの増長だけが、なーんか、海外出てみるとよーく見えてしまう、のは自分だけなのかなあっと。
まあ、そんなくだらんことは勝手にやってくれと。
オリンピックがどんだけのものか知らないけど、
それ以外に人生をかけている人が世界のほとんど、
だということも忘れてはいかんと思いますがね。

と、
久しぶりに毒吐いてみました(笑)
(一部のブログファンに捧ぐ)

2019年9月22日日曜日

1年ぶりのスペイン!

やって来ましたスペイン、カタルーニャ地方。
3回目となる常宿にチェックイン!
今回も宿のかわいい一人娘にたくさんの日本のお菓子お土産をプレゼント。育ち盛りな年頃なので昨年よりもさらに大きくキレイになっていてびっくり。おばあちゃんも変わらず元気にオラ〜
↑常宿風景  のどかなところですわ。

ロデラー(ロデリャルが正しい発音らしいが)もいつもどおりな感じです。
さあてこれからしばらく、
朝飯、ストレッチ、パンプ、レスト、どパンプ、レスト、焼け焦げ、夕飯、寝る
の毎日の始まりだ〜〜〜(笑)

2019年9月14日土曜日

秋田新規ジム日帰り打ち合わせ

初めて乗りました、新幹線こまち号!
いつもはクルマで移動することが多い生活ですが、さすがに日帰りでの秋田はまんず無理ですなあ(笑)
なにしろ新幹線をもってしても片道4時間は!

車窓の多くは田んぼ風景ですが稲穂もかなり傾き黄金色に近づいております。

さて、秋田市内ではガラパカさんに続いて2軒目の営業ジムとなる「TODO climbing」さん。
オーナーさんと店長さんはなんと幼少のころからの近所の幼なじみということで 、話していても息ぴったり、という感じでした。兄弟というよりは双子か!?(笑)
ジム名もふたりの名前からの由来だそうです。
現場はオーナーさんの会社の目の前にある看護学校の寮のひとつを大改装してのジム化!
ボルダリングとリード壁を設置予定です。
秋田県では初の屋内リードジムですね。
現場の裏手には二人がトレーニング用に作ったプライベートウォールがあって、なかなかレアなホールドに再会できて驚きました。

周囲の環境も落ち着いていて、なかなか楽しそうな現場になりそうです。
工事は11月からスタート。オープンは12月上旬予定。
よろしくお願いいたします!


2019年9月13日金曜日

三宅島レクリエーションセンターマット補修

約半年ぶりに三宅島へ。
今回は7年前に設置した離島向けベルクロ自在固定式マットの補修です。
マモノのウレタン(2m×1m)を搬入するにも本州のようにトラック横付けでバンバン運び込んでOK、という訳にはいかないのが島の常識。船で運ぶにしても送料はべらぼうに高いし扱いもワイルドなので、それならばと考え出したのがウレタン1枚ごとにカバーでくるんで、運ぶ際のいろんな障害をクリアするというもの。これはいまでもなかなかの妙案だと自負している。
そしてウレタン1枚1枚がしっかりとテント生地でカバーされているので経年劣化等にも強いということが7年を経て証明された。
しかし、やはり寄る年波にはそれなりにヘタレも出て来て、あちこち破れて、ヘタレたウレタンをシャッフルすること数回したけど、抜本的な手を打たないと、という一歩手前まできてしまいました。
幸いにもまだいまならなんとか再生可能なので、限られた予算内でできる最善の方法として、ストーンマスターズ式マット固定方法を導入しました。
詳しいことは企業秘密なので書きません(笑)

ということで2日の各種作業で、無事にピカピカに生まれ変わりました!
これであと数年は確実にどうにかマットの安全性は保たれそうです。
良かった良かった!
三宅島の関係者のみなさん、
いつもお世話になります。
ありがとうございました!

2019年9月9日月曜日

Ceekers 完成!

大分県別府市で初となるボルダリングジム Ceekersさんの壁工事、内装造作工事が完了しました!
今回も盛りだくさんな工事内容でしたが、若い衆が頑張ってくれたおかげでほぼ予定通りの3週間で卒業できました。
お疲れ様でした!
今回は真夏ということもあり、現場目の前の温泉ホテルにベースを置きました。
普段は現場泊が基本なんですが、さすがに真夏は寝苦しいと後半に疲れが出るので空調のあるところで熟睡しないと身体がもちません。
ところが、現場2階に(倉庫)寝泊まりしている店長さんは寒いぐらいですよ、という。
実際、滞在中の3週間は昼間は蒸し暑い日もありましたが、夜は肌寒いぐらいになりました。
そして、ほぼ毎日が雨。あちこちから温泉の湯気がたくさん立ち上っているからかもしれませんが、湿度は異常に高いまんま。
汗をたくさんかくので、毎日作業着は洗濯するのだけれど、とにかく乾かない!
丸々2日かけても乾かない!
仕方ないのでエアコンの入れたホテルの部屋で部屋干し。
と、ネガティブな要素はそれだけ。
あとはポジティブな要素ばかり。
まずは、温泉(笑)
とにかく毎日汗かいて現場終わってから50mで温泉どぼーん。
どぼーんのあとのビールが格別に旨い!
そしてなによりは、ポンジーが日本の中でもベストオブベストとイチオシのスーパーマーケット「トライアル」。新鮮な寿司や刺身が激安な上に激ウマときてる。そしてほとんどの惣菜が18時を過ぎると半額となるので、ワンコインで大トロ寿司やデカイ鰻丼なんかが毎晩食える(笑)
宿のスタッフもみなさん興味があるようで、現場にはしょっちゅう見学にきてくれるので、体験クライミング講習会をにわかに開催したりして。
近所の住民のみなさんも全員好意的で、こんなにやりやすい現場は近年なかった!
差し入れもいろんな方からたくさんいただき、ありがとうございました。

なかなか印象的な現場となりました。仕事と割りきる現場も多いですが、これほど期待されると頑張ろうと思う現場もあるから、この仕事もなかなか楽しいと感じる期間でした。

オーナーのS藤さん、店長のTだのさん、ホテルさわやか別府の皆さん、近所の皆さん、大分の10年来の知り合いの皆さん、もっと昔からの九州の皆さん、
大変お世話になりました!
ありがとうございました!

Ceekers
オープン予定は11月2日です。
皆様、よろしくお願いいたします!