2018年12月30日日曜日

猿吉

「さるきち」と読みます!
千葉県は外房にある東金市にオープンした本格的なクライミングジムです。
巨大なキッズウォール部屋と、8面あるボルダリングルーム。そして看板代わりの高さ17m!のトップロープ壁という構成。
自分はいまをさかのぼること9月にムーンボード兼130度壁を先行で工事いたしました。
それから3ヶ月。
地元工務店さんが建物からマットまでなにからなにまですべて自力で施工という驚くべき奮闘ぶりです!
中国のメーカーと直接かけあってFRPボードの個人輸入から17mの建設まで行うという実力。

本日は、
やっと届いたムードホールドの設置とプレオープンの様子を伺いに関東横断。
県道からは茶色い壁がそびえ立つ様子がなによりもインパクトのある看板代わりとなってます。
内外装もおしゃれでキレイ。
課題はノブらプロセッターによるセット。
キャンパスボードもあるし、待機スペースは充分広い。
そして、
今日からLEDナビゲーションシステム付きのムーンボード2017年版も完成しました!

グランドオープンは年明け1月4日からだそうです。
基本的に年中無休。
1月いっぱいは利用料三時間まで1000円!(登録料500円)
ご近所のみなさん、是非登りに行ってみてください!
特に初心者の皆さんには、
とても穏やかで優しい店長さんがマンツーマンで登り方を教えてくれますよ♪

ベースキャンプ飯能

クリスマスより工事始まったベースキャンプの3店舗目にあたる、飯能店。
1週間で「シオバラ」の形がほぼ立ち上がりました!
ストーンマスターズ職人チームと、久しぶりに売れっ子D班長というメンバーだったので手際よく役割分担して順調に工事は進みました。
人間には問題点はないのですが、どうも重要な道具に不具合があることが顕在化してしまい、新年は思いきった新規購入案件も浮上(笑)
良い道具がないと良い仕事もままならないので仕方ない(本当は新しい道具買うのは大好き)

ともあれ、大きな怪我もなく無事に2018年も過ごせました。

たくさんの現場でたくさんのみなさんにお世話になりました。
この場を借りてお礼申し上げます!

ベースキャンプの工事は新年4日から再開です。
職人の皆さん、ゆっくり休んでください!!

2018年12月28日金曜日

メリークリスマス

小田原から間髪入れずに埼玉県は飯能市へ!
平山副会長のベースキャンプ3号店、着工開始であります。

暖かい湘南に比べてかなりだいぶ朝晩が冷える秩父の玄関口ですが、工事は順調にスタートしてます!

2018年12月22日土曜日

ウィステリア完成!

二期工事に分けての小田原現場がついに終了〜!
オーナーのK藤さん、たくさんお昼に連れていってくれてご馳走さまでした。
久しぶりの現場泊でも大変お世話になりました!

そして2階全部と1階ピナクルも、納得行く塗装をセルフでしていただきお疲れ様でした!
壁とマットの基本的な工事は完成しましたが、Do it your self指数が非常に高いオーナーさんなので、ここからオープンまで、そしてオープン後もさらなる進化を続けていく模様です(笑)

グランドオープン予定日は、
2019年1月17日大安吉日の木曜日です!
なお、このジムは天下の国道1号線沿いにあって、毎年正月に行われる箱根駅伝のルート沿いでもあります。
正月2日には内覧会を兼ねた箱根駅伝応援イベントもあるそうなので、お近くのみなさんは是非登りながら楽しんでくださいね!

2018年12月20日木曜日

小田原ウィステリア

二期工事も、
前半の第一期工事でがんばった甲斐あって、
まもなく完成!
オーナーさんには昼飯にあちこち連れていってもらい、小田原メシにもだいぶ精通!?
甘党の自分には毎週水曜日の出張販売のクレープ屋台が一番の楽しみだったりして(笑) 笑顔の素敵なお姉さんがたっぷりまったりなボリューミーな各種クレープを作ってくれて、それがかなりがっつり!
昼飯もどえりゃあガッツリ!
ご馳走さまです!!

2018年12月18日火曜日

ウィステリアさん二期工事

晴れて、
実際晴れての、
今週は再び日中作業勤務に戻れて、なんかすごく幸せだ!
2週間ぶりの小田原は明るくて暖かい〜〜
やっぱり湘南はええなあ(笑)
そして、
現場はほとんど自由創作壁建てという夢のようなお題!
図面なしの作製は自分にとっては最高の依頼。
Kんdoオーナー様、
ありがとうございます!
実は、
自由創作こそ、最高に難しいものです。
この2週間は頭の片隅でずっとどんな形にしようかといろいろ楽しい時間を過ごしていましたが、
実際に作業始まってみれば、けっこう無難な形状に落ち着くことに。
本当に難しい!

でも楽しい(笑)

2018年12月17日月曜日

夜勤現場仮卒業

2週間にわたるにゃーごやの夜勤現場は、諸事情により完成させることが出来ずに、とりあえず、というところまで作り込んでの卒業(仮)!
ひょっとして、
本卒業!?
の可能性も否めないなかなかいままでにないパワーバランスの上にある立地条件なので、
オーナーさま、
とってもガンバ!!!
です。

この歳になっても、
世の中のシステムとか常識というのをほとんど知らないで生きてきたんだなあと実感。
まあ、たいてい知らなくても良いことばかりなんだけどね(笑)
好きなことだけをやり続けている人間には何人たりとも敵わない、という事実は変わりません!

2018年12月3日月曜日

どえりゃあ大都会で夜勤だみゃあ

小田原からすぐににゃあごゃあへ。
普通に昼間の工事だったのが直前に夜勤へ変更へ(悲)
またまた体調が変則的になる国内時差ぼけ生活へ突入!
日曜日の繁華街は陽が暮れてもたくさんのきらびやかな人々とイルミネーションの中、作業開始だ!
やるぞ野郎ども〜〜〜(笑)

2018年12月1日土曜日

小田原ウィステリア仮卒業

あまりに快適な現場だと、まるで竜宮城のように時間が経つのを忘れてしまうようだ(笑)

あっという間に2週間経過!
当初の予定では諸々の検査などで工事を1階、2階で分けて二期工事の予定でした。
直前になってその縛りがなくなったので、四国に缶詰めになっていた一級職人殿を召喚!
ストーンマスターズ職人も毎日毎晩釣りに投薬に?趣味と実益に充実した日々を送りました。
自分はというと、途中で西日本弾丸いろいろに出かけて疲れていたところへ、今年最後の日曜日に運転手付きで小川山へ。たまりまくった事務処理をうっちゃった罰があたって、ボルダリングはエイハブ船長以外は手も足も出ずのダメダメ中年太り。おまけにその後は2年ぶりに突然の夜間疼痛が変形性肩関節症の左肩で爆発。ロキソニンを手にするまで2日間ほど激痛の現場作業で歯を食い縛るハメに。
まあ、
それもこれも自業自得。
職人さんたちの頑張りのおかげで自分の分も充分にフォローしてくれて、なんとか最初の2週間で1階、2階のメインウォールの形は整いました!
ありがとうございます。

今回はナリ作りだったので、途中でオーナーさんの意向に沿った変更が自由自在!
そんななかでもクラックの追加注文もいただき、講習用ハンドバチバチストレートクラックと、産まれて初めてのオープンブック(コーナークラック)も作りました。
ロッキー印西のハリボテクラックシステム以来の久しぶりの製作でしたが、クラックの幅は非常に繊細で微妙なものなので調節が難しい。
結局最後は自分の快適なサイズに合わせてしまいましたが(笑)

国道1号沿いで目立つ立地。
2週間後にインスタ映え?する看板壁作りと、マット設置にまた戻りまーす。

2018年11月23日金曜日

パンプ大阪開店20周年記念パーティー

先週までボルダーエリア全面改築工事をしていたパンプ大阪店にて、本日招待客のみ参加の新装開店および開店20周年記念のパーティーが行われました!

出張旅行の締めくくりに参加、という名の前回仕事後のリードクライミングで取りこぼしていたルートのRP回収に行って来ました(笑)

ボルダーエリアの改築だというのに、3階はガラガラ! リードエリアはごった返している〜! やはりつくづくこのジムはリードメインなんだなあと実感。

実は自分は20年前の工事にも携わっていて、ホッチホールド社の元でいまはロックビーンズのS吾やグラニットのTよばKーじなどの若者を引き連れて行ったのが昨日のことのようだ。
パンプ側からはTやまんとかK野君とかがたしかぺーぺーの手伝いバイトで来ていた。
1997〜8年頃に当時フリークライミングコンペを仕切っていたUIAA国際山岳協会によるアジア地区での2回目のルートセッター試験に参加して、正式に国際チーフルートセッターに合格できたのもパンプ大阪での古き良き思い出。
(ちなみに1回目の試験は神奈川にあるJ-Wallで行われて、東さんと共にアジア地区初の国際ルートセッターに合格しました)

その後は6年前のボルダーエリア全面改築工事で参加して、その時は壁裏に入るために軒先の上を歩いて封印された窓から突入する際にスレートを踏み抜いてしまった痕跡は、いまだに健在だ(笑)
筋肉の塊だったKYORO嬢が、その後すぐに上京していまやパンプグループの総本山である秋葉原の店長にまで昇りつめるとはそのときはまだ誰も知らない。

裏手にあったアツアツの銭湯は閉店し、パンプで一番熱かった男ももうこの世にいない。
多くのスタッフ、常連客もそれぞれの道に進んだ。
そして今日、
パンプ大阪にかつて集った人達、現在の人達が大集合!
20年なんて本当にあっという間だなあ〜

30周年、
40周年、
50周年?

また集まれるといいですなあ〜〜〜

では、関東帰りまーす!

電車旅

とはいえ実は出張。
いろんな現場や現場予定地へ、電車バス地下鉄新幹線を乗り換え乗り換えで飛び回る2日間。自分は普段はほとんどクルマで移動しているので、乗り換え案内を操作してどんどん移動するのが新鮮なのでちょっと旅的ワクワク感があって楽しい❗
最所の現場は着いてみたら想像よりかなり複雑な墨出しになってしまい、予定より大幅に時間オーバーで次の現場へ。明るいうちに内観するつもりが日の短さもあってすでに日没。ワークライトで照らし出される基礎骨は、なかなかの迫力であります!
そのまま打ち合わせは深夜に至り、そのまま鍋をいただき麦水とともに30年前のクンジャラブ峠の話で夜が更ける。そのままオーナーさん宅にて不時露営(笑)

それと、同日、
岐阜県本巣市にある巨大ショッピングモール、モレラ岐阜内に先月夜間工事していた「BU-ROCK」さんがめでたくオープン!!
御近所の皆さん、とくに家族連れのファミリーだと充実の休日になると思いますよ👍 是非是非1度足を運んでください。

ということで、今日も移動しまくり〜〜〜

2018年11月22日木曜日

湘南小田原現場

久しぶりに地元神奈川県、しかもこれまた久しぶりに現場泊まり!
トイレ、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機とフル装備現場であります!
場所は小田原市内の海沿い国道1号線沿い。
オーナーさんは元々プロ釣り師なので、さっそくストーンマスターズ釣り部の職人さん達は貴重な情報を仕入れて出撃しましたがスシロー経由で帰ってきました(笑)

それと、
今回はこれまた久しぶりに図面なしの創作工事!
成り作りはやはり楽しいです!!
現場泊はやはり基本的に通勤時間がなくてのんびりできて、朝から晩まで壁の側であれこれ考えられるのは至福の時間ですかね(笑)

オーナー様、いろいろありがとうございます!

2018年11月19日月曜日

パンプ大阪卒業!

長いようであっという間、
といつもの感じではありますが、パンプ大阪店の3階ボルダーエリアの全面改築工事は壁建て完了しました!
あとはスタッフによる塗装とマット設置作業が大きな仕事です。
壁はオーナーNN氏が考案しただけあって、まるで巨大な花崗岩の塊の集まり、みたいなスケールの大きい面が並んでいます。
シンプルな構成だけど、こういうのが一番飽きない壁だと思いますねえ。
良い壁になったんじゃないでしょうか!
あとは23日の御披露目兼、パンプ大阪20周年記念パーティーまで
スタッフ一同頑張ってください👍

2018年11月17日土曜日

モレラ岐阜 BU-ROCK様 完成!

夜勤現場で壁建てをした、岐阜県本巣町にある巨大ショッピングモール:モレラ岐阜内に新規オープンするBU-ROCKさん。
本日、ようやくすべてのマットカバーを設置固定することが出来ました!
これにて当社の仕事はついに完了〜〜〜
今年は台風被害の多さでマットカバーの素材が極端に品薄になり、納品予定よりだいぶ遅くなってしまいました。
関係者のみなさんにはご迷惑おかけしたこと、この場をかりて改めてご理解と感謝を申し上げます。

このBU-ROCK, 岐阜市〜大垣市、四日市に4店舗展開しているBUBUさんと同じ系列です。
BUBUさんは一般的な本格的ボルダリングジム。
今回のBU-ROCKは、より多くのエントリークラスのお客さんにひとりでも多く楽しんでもらおうというコンセプトのお店です。
ここ最近は、
自分の耳にも全国のジム関係者から売り上げが落ちた、来場者が減った、という声を聞きます。
クライミングやボルダリングの認知度が上がるにつれ、特に今年になってオリンピックでメダル確実視!?という触れ込みで多くのメディアがこの世界を取り上げています。
その映像はいわゆる「絵面エヅラ(ズラの一種ではない)」の良いコーディネーションやランジの瞬間をとらえたものが多いようです。
あんなの見せられたら、ちょっと興味があった一般人の大多数は、あんなこと出来るわけないないよーと引くのが原因なんじゃないかと個人的には強く思います。
憧れるのは子供とか一部の若者だけなのでは?
だからもし仮にオリンピックで好成績を日本人が収めたら、さらに一般人の新規のお客さんは減って、ジムは子供ばっかりになるような気がする。
落ち目の自分の目にも、いまのボルダリングジムのほとんどは敷居が高すぎる!
課題、ルートが難しすぎる。
本来はピラミッドの形で易しいグレードが一番たくさん設定されていなければならないのに、3〜5級辺りの中級以上のレベルがほとんどのジムでの中心的な内容になっている。
しかも、
外注でプロのセッターを雇って作ってもらうにしても、いちばん大切にしなければならないエントリークラスの易しいものはジムのオーナー、店長やインパクトの使い方もろくに分かっていないバイト君の仕事であって、プロはプロで自分たちが登って気持ちよくて難しいものだけを依頼されることがほとんどだ。
高いお金を払って全体的にはリピート率の低い高難度課題を作ってもらうという構図が当たり前のようになっているが、果たしてそれが原価焼却できているかというとはなはだ疑問だ。

お客さんが減るのは当たり前だと思う。

BU-ROCKさんの完全にエントリークラスに的を絞った展開は、まさに挑戦!
ボルダリングエリアの奥にはトランポリンエリアも充実しており、週末休日の子供連れのファミリー層と、平日の初心者若者グループにも両方楽しめるようにと配慮している。
ビギナーにとってはすぐに指皮がヒリヒリ痛くなって登りたくてもすぐに終わってしまうところを、トランポリンでごく短時間で全身疲れることができるので、運動した気分の充実度はかなり高いものになると思う。

今後の動向はこれからのクライミングジム業界にとっても非常に重要なものになると、確信している。

オープン予定日は11月22日。

お近くのみなさんにおかれましては、是非とも買い物、映画鑑賞と併せてお楽しみください!

2018年11月10日土曜日

パンプ大阪ボルダー改築工事1週間経過

月曜日の解体から始まって、水曜日からの壁建ても1週間終了〜
順調と言えば順調。
予定通り、ぴったり、
だと逆に不安になる!?
壁建て経験に限らず、クライミングも含めたすべての過去の経験からすると、順調なときほどなにが起こるか分からない。もちろんネガティブな意味で。
順調より少し前倒し気味ではないと、なにか起こったときに振りが効かない。
それはストーンマスターズとして旗揚げしてから日々毎日痛切に感じている。
特に納期は、新規立ち上げジムほどあらゆる意味で余裕がないから、できれば予定日より数日早く仕上げるペースで動けるように気を使う。
昔の自分は違った。
時間にはルーズだった。
でも何度も気づく気づかない失敗を繰り返し、今がある。
同じようなことを何度も繰り返したり、理想を押し売りするような職人関係者を見たり聞いたりすると、なにか話したくなる。
だけどたぶんこの先もなにも言わない。
気づけるのもその人の能力。
栄枯盛衰も自然の摂理。

大阪難波ワンルームマンション暮らしも慣れてきたけど、来週にはすぐに次の街へ。
大変ですね、とねぎらいの言葉をかけてくれる人は多いけど、さすらい気質には心地好い。 先祖からの血筋か?

2018年11月7日水曜日

パンプ大阪ボルダー改築工事

今週から始まったパンプ大阪店の3階ボルダーエリアの改築工事は、まずは6年ぶりの全面解体工事から。
そのときの改築工事や、20年前の新築工事にも携わらせていただきました。
ドンガンドンガンとパワープレイのみで壊す作業は意外と危険なので壊す順番などには細心の注意が必要です。
壊しながらも昔のメンバーで最近音信不通な者やあの世に行ってしまった者の記憶がよみがえります。

2日間ですっかりきれいに片付きました!
職人チームはもちろん、パンプ大阪の若いスタッフ達の沸き上がる無限の体力のおかげです。
お疲れ様です!
3日目からはいよいよ工事スタート。
搬入(総重量8トン以上)をこれまた沸き上がる無限の体力で3階まで担ぎ上げてもらっています。
ありがとうございます!
明日からも無事故で安全作業でがんばりましょう〜〜〜!