2016年3月8日火曜日

5回目の火曜日

昨日の暴風雨から一転、朝から好天!
喜び勇んで本命エリアに向かうも岩はびちょぬれ。しかも風向きは逆風なのに波は高くて潮飛沫がひどい。
見て見ぬふりをしながらどんどん奥のエリアに向かうも、どうしようもなく濡れ濡れシオシオな岩を見るにつけ、現実を直視して敗退。
クルマに戻るとすぐに次のところへ。
こんなこともあろうことかと、釣り師向けの空撮写真とスナッパー情報を元に調べあげてあるのだよ、怪しいにゅうえりあを(笑)

いくつか探索するもどこもヌル。
早くも昼近い。
登りたい!モードなので西風なら絶対安全なサタドーエリアへ。
取りこぼしの岩をくまなく初登するつもりでムフフンとクルマを駐車場に停めて海岸をのぞきこむとありえへん光景が!
快晴のもと、意味不明な巨大うねりが次から次へとドッカーンと松竹ってる。
うーん、まずいなあ。
ピーカンなのに登れないなんて。。。

ダメもとで島サーキット2周目に突入(笑)
下見だけしてある伊ヶ谷港エリアへ。

オーっ!
なんと波は穏やかになっていた!
しかも岩も乾いてきている!!
さっそく入口エリアからアップを兼ねて登り始める。
そしてしばらくしてから赤くて小さい岬の奥にあるメインエリアへ。
さっそく本命の岩をトライ。
2時間ぐらい様々な試行錯誤をしつつそれが特上の至福の時間と知りつつも充分に味わいながらついに足元に。
テクニカルだった!
超楽しかった!
登れてしまうと簡単に感じてしまうが、難しめの初段、かな?

その後、いくつもの石を登り、太陽もたくさん浴びて満足。
下見で実際には到達しなかった最奥のエリアまで行く。
もう夕日で時間の余裕はない。
見た目に難しくてルックスも良いのだが、下地が悪くてあまり気乗りしない。
試しにトライ。
見た目と反してものすごいシオシオ!
なんとなく、少しずつ到達点が伸びていく。
んっ?これはイケルのか???
マット位置を吟味して、思いきって核心の一手を出してみる。
予想通り、遠くてかかりの悪い取り先だったけど、着地はギリギリセーフ。
んっ?マジでイケルのか?

とりあえずトップから抜け口確認とシオシオホールドにチョーク大量投与(笑)

本気トライ5回目。
指皮ズタボロ。
マットもギリギリ過ぎて一線を超えた一手を出せずに日没サスペンデット。
残念。
キーホールドが三回もぶっ壊れたから、それを踏まえれば、登れなかったけど攻めに攻めた良いトライが出来た、かな?

帰り道は大潮満潮が重なって、岩海苔に命を奪われそうになるヒヤヒヤものだったのも、ワイルドロックス!

すべて自分の力量で解決していくクライミングという「道」。

気持ち良い疲れが全身を包み込む。

明日はどこのエリアが登れるかな!

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