2016年6月28日火曜日

KCウォール セット

今年で5年目となる、金沢市内にある老舗クライミングジム「KCウォール」さんのルートセットに今年もD班長とともに行ってきました。

オーナーさんは長野のM山さんとともに日本のクライミングジムシーンを最重要な裏方ととしてなくてはならない本物のドン!
壁建はもうしてないが、いまだにホールドやハリボテ(FRP)をどんどん作り続けている。
そして、
自分のジムにはそれらがたくさん取り付けてある。

自分が一番最初に呼ばれたときは、さほどハリボテはなかったのだが、その後は毎年のように増え続けている。
昨年はたぶんひとりで30個は荷揚げして取り付けたのだが(2日間)、今年は予想通りに新作が目白押し(笑)
新幹線かがやきの一番列車で到着してすぐの10時半から作業開始してから次の日の午後4時ぐらいまでに、もう数えきれない大中小のハリボテ、ホールドをひたすら荷揚げして取りつけた!
ぶら下がりでハリボテのみのルートやハリボテ主体のルートを11本設定。
5.10bから5.12cまですべて試登して完成。

はっきりいってひたすら空中での作業と荷揚げは辛い。ハーネスのレッグとスワミ部分が蒸れて圧迫されて真っ赤ちん。痛いけどかゆい(笑)
去年はもうこれ以上の仕事量は無理!と思っていたけど、想像通り新作も多数取り入れたセットは、終わってみればまだまだいける(笑)
あっ、体力的な意味で。
肉体的にはしんどいけど、やはりルートセットを長年やってきているせいなのか、ハリボテやホールドを手に取ると、あーつけたい、こーつけたいと、想像力がドクドク溢れてくるのが止まらない(笑)
まだまだ精神力のほうが肉体を支配出来ているようだ(笑)

空中での作業は、いかに自由に動けるかがカギ。見た目は肉体労働だけど、ロープワークや支点の取り方、セルフビレイの移動の仕方など、実はホワイトカラーなテクニカルワーク。
力任せの若者にはまだまだわからないだろうけど、ね。

まあ、それでもかなり疲れました!
そるでもこうして毎年呼んでくれているうちは、精一杯頑張ります!

昨夜も美味しい地場料理に舌鼓を打ち、オーナーさんの御子息の動向を酒の肴にするという、人生の有意義なひとときを過ごさせて頂きました(笑)
ご馳走様でした!!

また来年、
新作、期待してます(笑)

お世話になりました!

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