2018年6月3日日曜日

サブマット納品に

うちは壁建て屋なんですが、
実は壁(ボルダー)とマットは切っては切れない大切で密接な関係がある、という信念があるので、マットも同時に施工させていただくことが多いです。

全国どこのジムもおんなじだと思うのですが、スラブや垂直壁ぐらいのいわゆる「緩傾斜エリア」では取り付きから1mぐらいの幅で、そこだけヘタリます!
理由は簡単で、傾斜がないので、出だしで落ちてもトップで落ちてもフォールポイントはたいして違いがないからです。

25年以上前、関東にまだジムが5,6件しかなかった頃から、この問題はずっとありました。

いろいろな試行錯誤をみんなが行いましたが、抜本的な解決策はいまのところまだありません。

自分としてはひとつの答えとしては、やはりサブマットをフォールポイントに敷き詰める、これしかないかな?と考えています。
過去いろんなオーナーさんに施工時にオススメはしていますが、予算的なこと、見た目のこと、硬さが変わること、などなどでたいていは不採用でした。
しかし、
1年、2年経過して、声を掛けていただくことも最近は増えてきてます。

当方のマット設置の施工方法は基本的にシンプルイズベスト!なので、定期的に素早く中身のウレタンをへたっているものとそうでないものをシャッフル入れ替えすることが可能です。

これにサブマットを併用することで、現段階では1番マット(ウレタンとカバー)を長持ちさせる方法なのではと自負しております。

今回は昨年春にオープンした八王子市にあるマッドロックさん、
やはりこの春に半分カバー交換とウレタンシャッフルしたばかりの静岡市のクライミングJAMさん、
の2件連続で納品、設置をさせていただきました!
ありがとうございます!

マット全体はかなり高価なので、サブマットの併用により、長い目で見ればマットの寿命を伸ばすことで経済的にも節約になるかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿