2018年11月23日金曜日

パンプ大阪開店20周年記念パーティー

先週までボルダーエリア全面改築工事をしていたパンプ大阪店にて、本日招待客のみ参加の新装開店および開店20周年記念のパーティーが行われました!

出張旅行の締めくくりに参加、という名の前回仕事後のリードクライミングで取りこぼしていたルートのRP回収に行って来ました(笑)

ボルダーエリアの改築だというのに、3階はガラガラ! リードエリアはごった返している〜! やはりつくづくこのジムはリードメインなんだなあと実感。

実は自分は20年前の工事にも携わっていて、ホッチホールド社の元でいまはロックビーンズのS吾やグラニットのTよばKーじなどの若者を引き連れて行ったのが昨日のことのようだ。
パンプ側からはTやまんとかK野君とかがたしかぺーぺーの手伝いバイトで来ていた。
1997〜8年頃に当時フリークライミングコンペを仕切っていたUIAA国際山岳協会によるアジア地区での2回目のルートセッター試験に参加して、正式に国際チーフルートセッターに合格できたのもパンプ大阪での古き良き思い出。
(ちなみに1回目の試験は神奈川にあるJ-Wallで行われて、東さんと共にアジア地区初の国際ルートセッターに合格しました)

その後は6年前のボルダーエリア全面改築工事で参加して、その時は壁裏に入るために軒先の上を歩いて封印された窓から突入する際にスレートを踏み抜いてしまった痕跡は、いまだに健在だ(笑)
筋肉の塊だったKYORO嬢が、その後すぐに上京していまやパンプグループの総本山である秋葉原の店長にまで昇りつめるとはそのときはまだ誰も知らない。

裏手にあったアツアツの銭湯は閉店し、パンプで一番熱かった男ももうこの世にいない。
多くのスタッフ、常連客もそれぞれの道に進んだ。
そして今日、
パンプ大阪にかつて集った人達、現在の人達が大集合!
20年なんて本当にあっという間だなあ〜

30周年、
40周年、
50周年?

また集まれるといいですなあ〜〜〜

では、関東帰りまーす!

電車旅

とはいえ実は出張。
いろんな現場や現場予定地へ、電車バス地下鉄新幹線を乗り換え乗り換えで飛び回る2日間。自分は普段はほとんどクルマで移動しているので、乗り換え案内を操作してどんどん移動するのが新鮮なのでちょっと旅的ワクワク感があって楽しい❗
最所の現場は着いてみたら想像よりかなり複雑な墨出しになってしまい、予定より大幅に時間オーバーで次の現場へ。明るいうちに内観するつもりが日の短さもあってすでに日没。ワークライトで照らし出される基礎骨は、なかなかの迫力であります!
そのまま打ち合わせは深夜に至り、そのまま鍋をいただき麦水とともに30年前のクンジャラブ峠の話で夜が更ける。そのままオーナーさん宅にて不時露営(笑)

それと、同日、
岐阜県本巣市にある巨大ショッピングモール、モレラ岐阜内に先月夜間工事していた「BU-ROCK」さんがめでたくオープン!!
御近所の皆さん、とくに家族連れのファミリーだと充実の休日になると思いますよ👍 是非是非1度足を運んでください。

ということで、今日も移動しまくり〜〜〜

2018年11月22日木曜日

湘南小田原現場

久しぶりに地元神奈川県、しかもこれまた久しぶりに現場泊まり!
トイレ、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機とフル装備現場であります!
場所は小田原市内の海沿い国道1号線沿い。
オーナーさんは元々プロ釣り師なので、さっそくストーンマスターズ釣り部の職人さん達は貴重な情報を仕入れて出撃しましたがスシロー経由で帰ってきました(笑)

それと、
今回はこれまた久しぶりに図面なしの創作工事!
成り作りはやはり楽しいです!!
現場泊はやはり基本的に通勤時間がなくてのんびりできて、朝から晩まで壁の側であれこれ考えられるのは至福の時間ですかね(笑)

オーナー様、いろいろありがとうございます!

2018年11月19日月曜日

パンプ大阪卒業!

長いようであっという間、
といつもの感じではありますが、パンプ大阪店の3階ボルダーエリアの全面改築工事は壁建て完了しました!
あとはスタッフによる塗装とマット設置作業が大きな仕事です。
壁はオーナーNN氏が考案しただけあって、まるで巨大な花崗岩の塊の集まり、みたいなスケールの大きい面が並んでいます。
シンプルな構成だけど、こういうのが一番飽きない壁だと思いますねえ。
良い壁になったんじゃないでしょうか!
あとは23日の御披露目兼、パンプ大阪20周年記念パーティーまで
スタッフ一同頑張ってください👍

2018年11月17日土曜日

モレラ岐阜 BU-ROCK様 完成!

夜勤現場で壁建てをした、岐阜県本巣町にある巨大ショッピングモール:モレラ岐阜内に新規オープンするBU-ROCKさん。
本日、ようやくすべてのマットカバーを設置固定することが出来ました!
これにて当社の仕事はついに完了〜〜〜
今年は台風被害の多さでマットカバーの素材が極端に品薄になり、納品予定よりだいぶ遅くなってしまいました。
関係者のみなさんにはご迷惑おかけしたこと、この場をかりて改めてご理解と感謝を申し上げます。

このBU-ROCK, 岐阜市〜大垣市、四日市に4店舗展開しているBUBUさんと同じ系列です。
BUBUさんは一般的な本格的ボルダリングジム。
今回のBU-ROCKは、より多くのエントリークラスのお客さんにひとりでも多く楽しんでもらおうというコンセプトのお店です。
ここ最近は、
自分の耳にも全国のジム関係者から売り上げが落ちた、来場者が減った、という声を聞きます。
クライミングやボルダリングの認知度が上がるにつれ、特に今年になってオリンピックでメダル確実視!?という触れ込みで多くのメディアがこの世界を取り上げています。
その映像はいわゆる「絵面エヅラ(ズラの一種ではない)」の良いコーディネーションやランジの瞬間をとらえたものが多いようです。
あんなの見せられたら、ちょっと興味があった一般人の大多数は、あんなこと出来るわけないないよーと引くのが原因なんじゃないかと個人的には強く思います。
憧れるのは子供とか一部の若者だけなのでは?
だからもし仮にオリンピックで好成績を日本人が収めたら、さらに一般人の新規のお客さんは減って、ジムは子供ばっかりになるような気がする。
落ち目の自分の目にも、いまのボルダリングジムのほとんどは敷居が高すぎる!
課題、ルートが難しすぎる。
本来はピラミッドの形で易しいグレードが一番たくさん設定されていなければならないのに、3〜5級辺りの中級以上のレベルがほとんどのジムでの中心的な内容になっている。
しかも、
外注でプロのセッターを雇って作ってもらうにしても、いちばん大切にしなければならないエントリークラスの易しいものはジムのオーナー、店長やインパクトの使い方もろくに分かっていないバイト君の仕事であって、プロはプロで自分たちが登って気持ちよくて難しいものだけを依頼されることがほとんどだ。
高いお金を払って全体的にはリピート率の低い高難度課題を作ってもらうという構図が当たり前のようになっているが、果たしてそれが原価焼却できているかというとはなはだ疑問だ。

お客さんが減るのは当たり前だと思う。

BU-ROCKさんの完全にエントリークラスに的を絞った展開は、まさに挑戦!
ボルダリングエリアの奥にはトランポリンエリアも充実しており、週末休日の子供連れのファミリー層と、平日の初心者若者グループにも両方楽しめるようにと配慮している。
ビギナーにとってはすぐに指皮がヒリヒリ痛くなって登りたくてもすぐに終わってしまうところを、トランポリンでごく短時間で全身疲れることができるので、運動した気分の充実度はかなり高いものになると思う。

今後の動向はこれからのクライミングジム業界にとっても非常に重要なものになると、確信している。

オープン予定日は11月22日。

お近くのみなさんにおかれましては、是非とも買い物、映画鑑賞と併せてお楽しみください!

2018年11月10日土曜日

パンプ大阪ボルダー改築工事1週間経過

月曜日の解体から始まって、水曜日からの壁建ても1週間終了〜
順調と言えば順調。
予定通り、ぴったり、
だと逆に不安になる!?
壁建て経験に限らず、クライミングも含めたすべての過去の経験からすると、順調なときほどなにが起こるか分からない。もちろんネガティブな意味で。
順調より少し前倒し気味ではないと、なにか起こったときに振りが効かない。
それはストーンマスターズとして旗揚げしてから日々毎日痛切に感じている。
特に納期は、新規立ち上げジムほどあらゆる意味で余裕がないから、できれば予定日より数日早く仕上げるペースで動けるように気を使う。
昔の自分は違った。
時間にはルーズだった。
でも何度も気づく気づかない失敗を繰り返し、今がある。
同じようなことを何度も繰り返したり、理想を押し売りするような職人関係者を見たり聞いたりすると、なにか話したくなる。
だけどたぶんこの先もなにも言わない。
気づけるのもその人の能力。
栄枯盛衰も自然の摂理。

大阪難波ワンルームマンション暮らしも慣れてきたけど、来週にはすぐに次の街へ。
大変ですね、とねぎらいの言葉をかけてくれる人は多いけど、さすらい気質には心地好い。 先祖からの血筋か?

2018年11月7日水曜日

パンプ大阪ボルダー改築工事

今週から始まったパンプ大阪店の3階ボルダーエリアの改築工事は、まずは6年ぶりの全面解体工事から。
そのときの改築工事や、20年前の新築工事にも携わらせていただきました。
ドンガンドンガンとパワープレイのみで壊す作業は意外と危険なので壊す順番などには細心の注意が必要です。
壊しながらも昔のメンバーで最近音信不通な者やあの世に行ってしまった者の記憶がよみがえります。

2日間ですっかりきれいに片付きました!
職人チームはもちろん、パンプ大阪の若いスタッフ達の沸き上がる無限の体力のおかげです。
お疲れ様です!
3日目からはいよいよ工事スタート。
搬入(総重量8トン以上)をこれまた沸き上がる無限の体力で3階まで担ぎ上げてもらっています。
ありがとうございます!
明日からも無事故で安全作業でがんばりましょう〜〜〜!

2018年11月5日月曜日

福島県南相馬市の工務店様

福島県南相馬市にある地域に根差した中里工務店様において、職員や関係する鳶職の皆様のトレーニング?としてコンパクトなボルダリングウォールを設置させていただきました。
ホールドは国産としては非常にクオリティの高い、完成度の高い静岡県のP-holdさんのものを全面採用。
鮮やかな色別手足共のラインセットで10本設定。
併せて、
この地域の正月行事である梯子登りという伝統行事の練習場としてオートビレイも導入。
実際に実技を見られなかったので残念でしたが、これをきっかけにさらなる高みでの技の切磋琢磨ができると幸いです!

2018年11月3日土曜日

さようならロッキー富津店

3年前に、夜勤現場で工事で関わらせていただいたロッキー富津店さん。
今回は諸般の事情により残念ながら閉店と相成りました。
250坪という広大かつ、イオンモールの中にあるという環境でありました。

解体工事も、2日間できっちりすべて跡形なくばらしました。
広かったので資材の量は想像以上に多く、よくこれだけの材料を2階まで担ぎ上げたなあ〜、という感じでした。

当方の工事は、
シンプルイズベスト
をモットーにしています。
どういうことかというと、最短の工期で、最短の改築。
そして今回のように残念ではありますが、
最短の撤収を可能とする工法です。
これは、
登山でも、フリークライミングでも共通した理念とも言える考え方です。

増え続けたクライミングジムにも陰りが?と業界ではネガティブな見方をする輩が多いようですが、
自分的にはようやく次のステージへの移行が始まった兆しと見ています。
つまり、
ジムを出せばお客様が来る時代は終わり、ようやく本当の意味でサービス業界としてのクライミングビジネスの時代が始まろうとしているのではないでしょうか。
これからは本当の営業努力をしないといけない時代だと思います。
もちろん差別化は進んでいくでしょうが、それもこれも前向きに捉えて、
いまクライミングに関わって飯食べてる人間はさらなる精進をしていきましょうや!