2019年10月30日水曜日

ロデリャル生活終了〜

今年で3回目となるスペイン、ロデリャルでのクライミングが終了しました。
後半は天気もあまり良くなく豪雨が続いたあとにはお約束の染みだしが。。。

天気の良い週末にはこんなながーいスラックラインが設置されていたりして。
とりあえずビール!
じゃなくて、
とりあえず8aという小さな目標も、結局この1年間にまったくリードクライミングすらしてなかったという不摂生がたたって、そろそろロックオン!という状況が見えてきたところで時間切れ!
それでも最後の5日間は染みだしも湿気湿気70%であろうと、しつこく便を出し続けました。むかーしむかし、コンペの出番を待つような気分でどんな条件でもイコールコンディション!と意味不明な気分を思い出しながらも真剣トライしてました。
んが、最後はガバで指皮がバックリもってかれて、必死にチョークを塗り込みながら手を出したが血糊落ち!?で、ざ、残ねーん。おわり。

 くどい。。。
 くどすぎる!!

写真をくれた西ノ宮のフォレスト夫妻、ありがとうございました!
まだ残りのひとつき頑張ってください!
飯山、帰国しました。
働きまーす(笑)
皆様よろしくお願いいたします!

2019年10月26日土曜日

ロデリャル生活5週間

スペイン滞在も1ヶ月を過ぎました。
あんなに良かった天気も、割と雨が続き、気温も低下して、夏から一気に冬に衣替えといった感じです。
クライミングの成果はというと、30年以上酷使してきた老体のせいなのか、身体中あちこちの節々が痛くて鉄棒にぶら下がれないぐらい。これでは一般成人以下のコンディション。1日登って2日休むというパターンを初めて導入したものの、レストが暇すぎてすぐに飽きてしまう。それでも2日目の夜には少しは痛みも軽くなっているので我慢してビレイに専念してる。お世話になっている宿の食事は、毎晩女将の手料理なんだけど、自分等の好みを聞いて毎晩違うメニューを作ってくれるので本当に楽しみだし美味しい! その一部を以下に一挙公開!
ここまでが夕食の前菜だったりメインメニューだったり。
朝ごはんはバイキング形式で、たくさんの果物トマト、行動食に持っていきやすいビニールパック入りの各種パンやクッキーがたくさん置いてあるので昼飯も調達できる。
自分はシリアルにヨーグルト。そしてばかでかいコーヒーボウルを飲んで終了。
これは岩場近くにあるフィナおばさんが経営しているホテルレストランで外食したときのもの。そこに泊まっている大阪からのフォレスト夫妻と楽しいディナータイム。毎晩ハウスワインも美味しいけど、やはり生セルベッサ(ビール)も旨いなあ〜
いやあ、歳とったなあ〜

2019年10月17日木曜日

ロデリャル生活4週間

早いもので4週間。
登る、食う、飲む、寝る、の超シンプルな生活だと時間が過ぎるのが本当に早い!
若い頃から2日登って1日休むパターンでツアーを過ごしてきたけど、ついに今回からもう無理だあ〜と、初めて2日レストなどしてみた。たしかに2日休むと各種筋肉痛や、指皮の回復が顕著でリフレッシュする!
んが、特に超回復しているわけでもないのが老化というやつか? 休み明けは身体がすごく重いし、意思とは裏腹な動きのぎこちなさを痛感。
それでも1年ぶりというリードクライミングのブランクながらも少しずつグレードを上げてきて、やっと昨年の宿題コリセウム8aをトライしても良い感じまでに戻せてきた!
そして、怒涛のパンプをしみじみ噛みしめながらテンション抜け。
まだ帰国まで日にちはあるのでRPも時間の問題だな、と思ったのもつかの間、持病の変形性肩関節症勃発!
シャワー浴びたり服を着たりすることも困難。夜間疼痛もあるしで、とりあえず1登り2日レストへ。
パートナーのビレイのかたわら、夏に屋久島ムシトリのときに地元クライマーからもらったバードコールを鳴らしてみる。
日本語?が通じるのかなあ〜と思っていたけど
岩つばめ以外の沢沿いにいる小鳥達が反応しているではないか!
この素晴らしいアイテムを作った人は、本業は「屋久島ホールド」という屋久島産の天然木をハンドメイドで加工したホールドを製作販売しているメーカーさんです。
やはり屋久島宮之浦にあるVIVA2というジムにたくさん使用されていて、指にやさしいシェイプです。興味のあるかたは検索してみてください!
↑スペインクライマーは犬連れが多く、ほぼ全ての犬がリードなしのフリーソロ(笑)
今年はこいつが一番かわいい!
こんなところに毎日いて、通信環境も良くないので世界の状況もほとんど知らないで、登ることしかしてないと、これは本当の竜宮城なんじゃないのか?と思えてくる!
宿の飯も最高です!

2019年10月4日金曜日

カタルーニャ生活2週間経過

早いもので2週間経過。
岩場でのリードクライミングはなんと当地での1年ぶりという体たらくの甲斐あって?7aとか7a+で普通に落ちれるほどにまで。。。
体重も昨年よりも増税されているのも原因か!?

 景色はまったくなにも変わらず。
虫も少なく真っ黒いセンチコガネとカメムシみたいなゴミダマぐらいしかいない。

 今年のスルヘンシアはパリパリに乾いていて、地元ローカルクライマーが例年ならずっと濡れている壁に新ルートを3本開拓していたので、完成と共にすぐにすべて再登して楽しかった。
ヨーロッパピープル各国の開拓風景を見てきたけど、カタラン人の仕事っぷりはとても丁寧で徹底的な掃除が印象的だった。
人にもよるのだろうけど、少なくともこの地方のクライマー気質は日本人クライマーより真面目な印象を受けた。
 今年も多くの日本人クライマーが来ては去り。
しかし、
若者が(20代〜30代)が皆無なこの四年間。
クライミングの本質を知らない、知ろうとしない?競技のみのクライミングロストジェネレーションの将来が心配になる。
今の日本の強さはコンペにだけしか意味がないのに、輪をかけてド素人の金しか持っていないハゲか腹の出た肩書きだけのおっさん達が知ったか顔で「日本のクライミングは〜」とか語っている光景は、悪いジョークにしか見えない。
なにも知らない有名人がカンペどおりに読み上げる「元々クライミング競技は日本人向きなんですよ」と語る先には、なにも自分の発言に責任を取らない日本の口先だけで世渡りしてきた政治家を始めとするお家柄老人による老害と、その風潮にまんまとだまされている「ちょっとウチの子は才能あるんじゃない!」と錯覚しているユースの親御さんらの増長だけが、なーんか、海外出てみるとよーく見えてしまう、のは自分だけなのかなあっと。
まあ、そんなくだらんことは勝手にやってくれと。
オリンピックがどんだけのものか知らないけど、
それ以外に人生をかけている人が世界のほとんど、
だということも忘れてはいかんと思いますがね。

と、
久しぶりに毒吐いてみました(笑)
(一部のブログファンに捧ぐ)