浜北区に工事中のジムの名前はCRAG。
岩、または岩場、という意味。
昔かたぎのリードクライマーには懐かしい響きだ。
いつの頃からか、
外岩
なんて呼ばれるようになった。
自分には差別的に聞こえるのでいまだに自分からは発することはない。
じゃあ、内岩があるんかい?
どう考えてもジム中心の若者がつくった造語にしか思えない。
それを同年代の人間が流行に遅れないように?使っているのを聞くたびに少し違和感を感じる。
「きのーよー、外岩いったけどよー、シケシケでよー、やっぱよー、エアコン効いたジムで登るほうが効率的で強くなれるよなー」
なんて風に。
クラッグのオーナーはオールラウンド志向の岩場クライマー。
とにかく登ることが楽しくて、登ること以外のことはあんまり興味がない(笑)
壁建て工事のいろんな取り決めとか打ち合わせしていても、登ることが優先的なのでシンプルかつ話が早い!
正統派クライマーのジム
といったところでしょうか。
おかげで壁もなるべくツライチというリクエストなので、6日目にほぼ形は完成出来ました!
あとは塗装や細かい仕上げをして、マット設置で完成予定。
昨夜はみんなで携帯受信経由のBSでワールドカップや加須のBJCを視聴して楽しんだ。
最近では登らない経営者のジムも増えてきて、壁建て仕事もそおいうときは「ザ・ゲンバギョーム」という無感情な作業に終始することもある。そして、そんなときは心が荒む。
自分の現場は基本的にクライマーのクチコミネットワークからしかアクセス出来ない(笑)ので、あんまり荒むことは、少ないけど、
他の壁建てグループはちゃんとした会社なのでギョームが多くて大変そうだ。
今回のような正統派クライマーのジムは、理屈では説明出来ないけど、この先クライミング業界がどうなっても、どうにか生き残っていくと思う。
岩場が何万年前から、そこにあるように、オーナーが生きている限りは(笑)
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