次の現場までの中1日。
平日なのでミズガキ辺りに日帰りしようかなと思っていたら、前日の打ち合わせはかなり遅くなって、おまけに天気の回復はイマイチという予報。
風も吹きそうにないので岩はあきらめる。
さて?
ぽっかり空いた1日をどうするか。
まあ、
事務仕事等々はやればいくらでもあるけど、とくに急ぎな奴は帰国当日にやっつけたので、あえて事務所またはどこぞのジムにいる義理もない。実際のところ、土曜日にライフを削って絞り出して登ったのでいまだ回復しきれていない。指も痛いし。
この数年、
日本の四季を感じる喜びに、特に敏感になっている。
若い頃に散々海外に出掛けておいて言うのもはばかるが、
日本の季節の移ろいがたまらなくいとおしい(笑)
歳なのか?
そろそろ寿命なのか?
まあ加齢のせいなのは確かだろう。
ということで、
紅葉の風景を見たくて、手っ取り早くかるーく三時間以内に行ける天城山へ出かける。
平日は行きも帰りも渋滞がないのがヨロシイ。
予想通りガスガスな濃霧な登山口。
霧雨も降っている。
まあ、想定内。
そのうち少しは良くなるんじゃあないか?と出発。
実はこの辺りに生息しているトガリバホソコバネカミキリという奴を狙いにP太郎とか独りでとかで6月にだけ何度か来てるのみ。
紅葉はどうなっているかはオンサイトトライ!
しかし、
ガスの中にでもカエデの朱色と、稜線にある巨大なブナの大木は黄色く色づいていた。
登山というほどのコースでもないのだが、万三郎山を周回するよく整備された登山道はコースタイム260分。
登りと下りでしっかり足腰の衰えを実感。
やっぱ、定期的に山のなかを歩き回らないとダメだな。
もちろんトレーニングすれば良いのだが、そこまでマジメではないしバーチャルキライだから、やはり山んなかではーはー言うのが性に合う。
時おり明るくなって、雲間から太陽が射し込むと、
オーッ!
と本物の色彩に目を奪われる。
独りで楽しむ。
砂漠とか、海とか、乾燥した大陸とか、
そおゆうところは自分の落ち着く場所ではないなあ。
しっぽりした原生林とかそれに近い山のなかが一番落ち着く。
岩のあるところは基本的に荒涼としたところだから、そのうち登れない身体になったら、ひっそりと里山の雑木林とかの中に自分で家でも建てて、誰にも知られずに白骨化してるのもいいなあ、なんて思ったりして。
山はいいなあ~
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