2012年といえば、
大震災からの翌年。
あと100年以上は元に回復できない大惨事となった原発の街、浪江町から疎開してきたオーナーが、
心機一転ではじめることになったクライミングジムの立ち上げに関わらせてもらってから早、5年。
安全になってきたと言い張る親方日の丸のお偉いさんの詭弁はもう誰も耳を貸さないけど、人々は自分達の生活のためにいまも必死に1日1日を生き抜いている。
この世の中に頼れるものはなにもない。
クライミングを通じて、
自分も少なからず東北地方の皆さんとつながりを持ち、考えること多し。
生きるためにはクライミングなんてなんにも生産しないし無駄なこと。
しかし、
クライミングの真髄に一度触れた者なら理解できることだが、
おそらく、多分、
一生離れられなくなる(笑)
オリンピック効果だかなんだか知らないが、
最近は本当にクライミングをしない、または知ったような口をきく人間がどんどんクライミング界に首を突っ込んできている。
本当にウザイ。
時間の無駄なので、自分は毎年どんどんそおゆう世界とは距離を取るように逃げている(つもり)。
クライミングビジネスとかなんとか知らないが、
金儲けは他所でやってほしい。
かなり脱線しましたが、
同じ側で空気を吸えるオーナーさんから五周年のなにか改築工事ができないかとずっと前から頼まれていた。
が、
自分も人のことは言えないぐらいクライミングしない人間となってしまい、なかなか打ち合わせに行けないまんまにぶっつけ本番!
奥の強傾斜帯は、やはり絶妙な配置なので手をつけられず、スラブエリアの拡張をすることに。
ウレタンマットを足さないといけないので、また来月にマット周りの工事をすることに。
それにしても、
最近はほとんど受注のないマット周りのベンチ工法。
当方の専売特許なのだが、
5年経過のナナシノさんではマット外周のヘタリ、カバーの破損が皆無!
やはりこの工法は優れているのだなあ〜
と実感。
これからはもっと売り込んで行こう!(笑)
あと、
サブマットも効果絶大!
これも宣伝していこっと!
疲労が溜まっているのか、数年ぶりに75ミリコーススレッドで打ち損ねて右手親指の爪の付け根にストライク!
牛皮手袋のおかげで外傷はなかったけどみるみる内出血。そして半日後にはなにもつまめないほどの激痛が。。。
ロキソニン錠剤を飲むもまったく効かないぐらいの激痛が続き、課題セットも辞退。本当にオーナーさんには申し訳ありませんでした。
壁建て業界では最近は不幸が相次ぎ、親指に誰かが釘刺してんじゃないのか?
まあ、これからさらに忙しい年度末へ向けて、
安全作業で頑張るぞ、おーっ!!
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