2018年4月28日土曜日

戸塚RIZE

オープンから2年。
戸塚駅からすぐという立地の良さと、地下とは思えないほどの広さがウリのRISEさん。
なかなか賑わっている証拠に、緩傾斜エリア前のウレタンが少しヘタリが目立ってきました。
カバーのヘタリはまだなく、表面のコーティングもはがれていないし、各コーナーのほつれ、破れもない状態。
ほとんどのジムではこのぐらいの状態ではまだなにも手を打たないのが普通です。
しかし、
当方のマット施工の長所である、シンプル イズ ベスト工法では、まず第一に中身のウレタンの互換性を最大限に簡単に迅速に出来ることにあります。

ということで朝7時よりすべてのエリアのカバーを外し、ほとんどのウレタンを入れ換えるシャッフル開始!
オーナーさんたちにも手伝っていただき(基本的にだれにでも出来る簡単な作業!ということもこの工法の特徴)
ほぼ2時間で完了!
10時からの営業に余裕を余裕をもって終えることが出来ました!
これであと2年ぐらいは安心ですね!

2018年4月25日水曜日

品川ロッキー改築工事完了!

営業中のジムが改築なりマット交換なりセットでお店を休業することは、
かなりの勇気が必要です。
単純に、1日のアガリがなくなるし、いくらネットとかで告知しても、知らずに来店してがっかりして他のジムに転戦していくお客さんも少なからずいる。
臨時休業というのは、かなりハイリスクなこと。
というわけで、
品川ロッキーさんのように人気ジムの場合は、とにかく短期間で確実に計画通りに施工しなければならない。
こうなると日曜日とかなんとかというのは職人には関係ない。
1年365日、常にいつでもスパートかけられるように体調気力を維持しなければならない。
プロなので。

で、
なんとか予定通り(正確には1日前倒し)で、右エリア全面改築と、左エリアの127度を130度のサテライトロッキー壁への改築工事を完成することができました。
いつもながらに職人衆には感謝です!

セットをしてからのリニューアルオープンは今週土曜日。
常連のお客さん、ビジターのお客さんも、お楽しみに!

2018年4月20日金曜日

117km

現場への通勤途中、信号待ちしているとふと目に入ったのは、
10万キロピッタリ!
おーっ!
思わず写真撮る(笑)

2年と4ヶ月、
28ヶ月で走った距離だけど、そんなにたいして走ってないような気もする。
日にちになおすと850日。
計算したら1日辺りが平均117キロ走行。
グワッ!
毎日、
毎日平均が117キロって、スゲーな(笑)
タクシーかい?

まあこれも皆さんが声をかけてくれて、東西南北の現場に走りまくっている証拠ですなあ〜
感謝感激ありがとうございます!

2018年4月19日木曜日

品川ロッキー改築

5年前の夏に右エリアを増築工事頼まれて、わりとすぐに全面改築工事もやらせていただきました、品川ロッキーさん。
今度はやはり右エリアを全面改築工事!
さらに左エリアは127度壁を130度のサテライトロッキー壁へ改築。
さらにさらに、球体を含めた左エリア全面に薄いシナベニアを張り付けて、全館シナ合板のクリアニス仕様にフルモデルチェンジ!
これを1週間あまりですべてやりきるのは流石に無理なので、左エリアはサテライトロッキー以外は内装屋さんとパックス工業と分担作業。
解体工事はいつもながらに分厚く積もったスペシャルパウダー(非売品です、あしからず)との闘いからはじまりはじまり〜〜〜

2018年4月18日水曜日

ジャム静岡

2年前にすべて交換したマット。
大人気エリアの入口近いE山スラブ〜Mヤーン3Dは人気が高いがためにウレタンマットの消耗も激しい。ウレタンがヘタルと沈み込みが大きくなり、同時にマットカバーも激しく傷みが加速します。
朝イチで現場に乗り込み、当社独自のベンチ工法によるマット抑えの解除、そしてウレタンのシャッフルと掃除をし、最後に新しいマットカバーを古いカバーの上に重ね張りして完成!
午後イチ営業直前に終わりほっとしました!
余談ですが、
普段使用している標準ウレタンとは別に、さらに密度の高い(重い)ウレタンを、このもっとも使用頻度の高いエリアに並べて、その消耗度合いを実験させてもらっています。
やはりその差は歴然で、まだまだあと倍は持ちそうです。
さらに!
その上のランクにある超高級ウレタンも1枚仕込んでいました。
個人的にぽよーんぽよーんと跳ねてしまう弾力が強くてあまり好きではなかったのですが、25ヶ月余りの実験は実り大きいものでした。
その超高級ウレタンはほとんどといっていいぐらいヘタリは皆無!
厚みもヘタリ始めた標準ウレタンよりあきらかに10ミリ以上高く、当初の300ミリのままでした。
値段的には1枚単価だと標準の3倍近くしますが、使用するにあたっては標準ウレタンの3倍以上の耐久性はありそうです。
引き続き実験は継続中です!
もしジャム静岡さんに行かれることがあればどの辺りが超高級なのか見つけてみてくださいね♪

2018年4月15日日曜日

ドッグウッド調布

できたばっかりのドッグウッドの2号店に行って来ました。
広い空間にゆったりとしたレイアウトの壁と待機スペース。
内装もおしゃれ!
課題も非常に見やすいラインセット+長いテープが整然と貼られているので、これまた老眼にはまことにうれしい♪
噂のアルファーゲルマットを確かめに来たのが理由の半分。
少し硬めで腰のある着地感。
膝と腰の軟骨がほとんどない身としてはちょっと上の方から落ちたくない感じですが、まあ一般的にはちょうどよい硬さなようです。
課題はスタンダードなグレーディングで、ちゃんとスライドしてるしバラツキもないので安心して取り付ける!
最近の自分としてはかなり長い時間(ただダラダラしていただけという声も)ジムで過ごし、最後の三時間は苦手なコーディネーションランジに執拗なトライをかけましたが残念ながら習得できず。
近所の家族連れも多くて、開店早々に地域一体感が濃い雰囲気で好感が持てました。
あー、
面白かった!

追記
3枚目の写真は今日付き合って登りにきてくれた我社の頼もしい社員です(笑)

マッドロックサブマットなど

開業一周年を迎える東京八王子にあるマッドロックさん。
緩傾斜エリア前のウレタンが少しへたってきたのでサブマットを導入していただきました!
これまではベルクロを4周に取り付けて、どのような組み合わせにも連結できるものが主流で作ってきましたが、今回は使用場所が固定されているので、よりリーズナブルに提供できる「形状固定型」で設置させていただきました!
緩傾斜の場合は、出だしでも終了点からでも、壁からほぼ同じような距離の特定の部分だけにフォールポイントが来るのために、間違いなくそこから
①ウレタンがヘタル。
②カバーが傷む
③破ける、または底着きする
といった定番の終わりかたをたどります。

これをなるべく防ぐには
①飛び降りない
②定期的に中身のウレタンをシャッフルする
③マットの上にサブマットを敷く

が、基本的な対応方法です。
当方で施工させていただいているジムではほとんど場合で②と③に対応しており
ます。
先日の宇都宮フラッシュさんもシャッフルをした上での交換でした。

また、もともとあったエクスカルトの巨大キノコボルダーの一部が施設の壁に接近していて少し危険だったので、安全予防兼リラックススペースとしてのウレタンベンチを設置いたしました。

こうしたちょっとした手を入れていくことは多くのお客さんに長く来てもらうためには必要なことでしょうね!

2018年4月13日金曜日

フラッシュ マット交換

6年前の同じぐらいの季節。震災の翌年。
宇都宮に縁あって安間お兄さんに頼まれてボルダリングジムを作らせていただきました。
壁はもちろん、天井断熱から玄関の全面サッシ設置、更衣室から内装や荷物棚など、そしてもちろんマットまで、いわゆるオールインパッケージ工事をやらせていただいた最初の現場でした。
壁のレイアウトやデザインはお任せ!
マットやそれを固定サポートするベンチ工法もフラッシュさんですべてをまかされて、それまでの経験から考え出した工法でした。
いろんな造作はどんどん新しいやり方を試したり新しい工具を導入して、まさに試行錯誤で日々うーんうんとうなりながら考え出していた感じでした。
いってみればかつてのお世話になった元請けさんらのやり方に疑問があった経験を自分なりにより良き方法でなんとかならないか?というオリジナリティを磨かせてもらえた、大変お世話になった現場でもありました。
せっかくの機会なのでこれも次へとつなげる良い勉強のチャンスと捉えて、すべて材料代プラスアルファーぐらいの見積りで毎日の作業をやらせてもらいました。
おかげで現在の基礎となる工法にもつながる工法にも確信と自信をつけることができました。
そしてその後のこの6年間は、まさに疾風怒濤の年月が流れ去るような日々。たくさんの方々に工事を依頼してもらい感謝感激西城秀樹であります!
これもひとえにある程度自由にやらせてくれたフラッシュさんのおかげであります。
自分的にはフラッシュさんは「アゲジム」ですね(笑)

当初はそれほどお客さんも多くなかったフラッシュさんですが(失礼!)近年はかなりのお客さんが押し寄せているようで、マットが急速に劣化してきて、ついに全面取り替えをしました。
2年前には中身のウレタンをシャッフルして均等にヘタルようにしたのですが限界を迎えてしまいました。
実は開業当初は予算が少なく、現在標準としているウレタンが買えないほどでしたので、一番安いグレードのウレタンをいれました。これはもちろんオーナーさんには了解を得ています。
ウレタンの高い安いはいくつかの要素がありますが、基本的にはその密度、重さに比例しています。
一番安いのは一番軽くて設置作業は楽なんですが、新品でもソフトランディングだったのでずいぶん心配していました。
柔らかいということは、すなわちカバーの伸縮が大きいので傷みが早い!ということと同義語でもあります。
補修に補修を重ねてなんとか6年間持ちこたえたということで、自分的にもよい勉強になりました。

安間ファミリー(除くレフトサウザント)の皆さんと関係者のみなさんの全面協力により、無事に新品の、標準仕様のマットに交換することが出来ました!
ありがとうございました!!!

2018年4月6日金曜日

印西ロッキー

新春からちょくちょくと出入りしていた千葉県印西市にあるショッピングモール Big-Hop内にある印西ロッキー店。
その開業当初の、今では「旧店」と呼ばれる1階のエリアにリード壁の復活と、クラックの練習を主体とした、そのハリボテ作りからルートセットまで、ついにその全工程が本日終了いたしました!
セッターはレジェンド室井さん。その補助員でロートルE山。

クラックハリボテはオーナーTさんからの設計図を元に二種類のパターン。
フィンガーからフィスト、さらに広めのサイズまでが95〜105度のうすかぶりの壁に全部で16セット取り付け!
なかなかアーティスティックな雰囲気を感じる(笑)

ルートは5.9から5.12aまでの15本!
すべて試登済みですが、
久しぶりのガチンコジャミングにはしびれました!
そして何度も落ちました(笑)
さらに、
何年かぶりにテーピングも巻いての真剣勝負!
いやあ〜
おもろかった〜〜〜

んで、
当面はロッキー全店舗のスタッフの研修保養施設として利用されるらしいです。
さすが大手は体力が違います!
数は少ないけど、熱狂的なワレメ好きな人達からの熱いリクエストがあれば、グループやプロガイドさんには解放される可能性もあるとのこと。
レジェンド登喜男氏も
「うーん、おもしろい!」
と、うなっていました(笑)

特に印西ロッキーのスタッフさんたちにはお世話になりました。
ありがとうございました!

2018年4月3日火曜日

静岡市駿河区の個人宅ウォール完成!

春爛漫の陽気が続くなか、暑すぎず寒すぎず、爽やかな風が吹きわたるなかの3日間はあっという間に過ぎ去り、工事も完成しました!
花粉がひどくてマスクを外せないのはちと辛いですが、アフター5クライミングもすぐ近所のジャム静岡さんでみっちり登ったりと、充実した現場でした。
気持ち的にも日程的にも少し余裕のある現場で、現場環境も良いと、本当に気持ち良く仕事が進みます。
お世話になりました!