2018年4月13日金曜日

フラッシュ マット交換

6年前の同じぐらいの季節。震災の翌年。
宇都宮に縁あって安間お兄さんに頼まれてボルダリングジムを作らせていただきました。
壁はもちろん、天井断熱から玄関の全面サッシ設置、更衣室から内装や荷物棚など、そしてもちろんマットまで、いわゆるオールインパッケージ工事をやらせていただいた最初の現場でした。
壁のレイアウトやデザインはお任せ!
マットやそれを固定サポートするベンチ工法もフラッシュさんですべてをまかされて、それまでの経験から考え出した工法でした。
いろんな造作はどんどん新しいやり方を試したり新しい工具を導入して、まさに試行錯誤で日々うーんうんとうなりながら考え出していた感じでした。
いってみればかつてのお世話になった元請けさんらのやり方に疑問があった経験を自分なりにより良き方法でなんとかならないか?というオリジナリティを磨かせてもらえた、大変お世話になった現場でもありました。
せっかくの機会なのでこれも次へとつなげる良い勉強のチャンスと捉えて、すべて材料代プラスアルファーぐらいの見積りで毎日の作業をやらせてもらいました。
おかげで現在の基礎となる工法にもつながる工法にも確信と自信をつけることができました。
そしてその後のこの6年間は、まさに疾風怒濤の年月が流れ去るような日々。たくさんの方々に工事を依頼してもらい感謝感激西城秀樹であります!
これもひとえにある程度自由にやらせてくれたフラッシュさんのおかげであります。
自分的にはフラッシュさんは「アゲジム」ですね(笑)

当初はそれほどお客さんも多くなかったフラッシュさんですが(失礼!)近年はかなりのお客さんが押し寄せているようで、マットが急速に劣化してきて、ついに全面取り替えをしました。
2年前には中身のウレタンをシャッフルして均等にヘタルようにしたのですが限界を迎えてしまいました。
実は開業当初は予算が少なく、現在標準としているウレタンが買えないほどでしたので、一番安いグレードのウレタンをいれました。これはもちろんオーナーさんには了解を得ています。
ウレタンの高い安いはいくつかの要素がありますが、基本的にはその密度、重さに比例しています。
一番安いのは一番軽くて設置作業は楽なんですが、新品でもソフトランディングだったのでずいぶん心配していました。
柔らかいということは、すなわちカバーの伸縮が大きいので傷みが早い!ということと同義語でもあります。
補修に補修を重ねてなんとか6年間持ちこたえたということで、自分的にもよい勉強になりました。

安間ファミリー(除くレフトサウザント)の皆さんと関係者のみなさんの全面協力により、無事に新品の、標準仕様のマットに交換することが出来ました!
ありがとうございました!!!

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