2017年1月31日火曜日

との間

ひとつの現場が終わり、次の現場が始まるまで、
ときには間髪空けずに連続することもあるけど、予定より早く順調に終わったあとはゴルフでいうところのボギー状態なので、そういうときはすかさずいろいろやりたいことやるべきことに時間を割ける。
仕事柄、下見や打ち合わせついでに、主にジムダリングをあちこちで行っている。
パンプ1改築工事終了後は、
連日毎日、この先行う予定のジムへ下見ついで、というよりは登りついでにあちこちへ。

そして明日の朝からは杜の都で作業が始まる。
気合い入れてくぞー!

2017年1月27日金曜日

パンプ1リード奥壁改築工事終了!

昨日、難工事が予想された改築工事も、予定よりかなり早く完了しました!
実はこの店舗はパンプさんのなかでは一番古い店舗。
その昔戸田公園から引っ越してきたときには多くの材料も再利用されている。
当時は15ミリ厚のコンパネが主流であり、戸田公園が出来たときはなんと12ミリ厚のものが主流だった!
それは1992年。
いまから25年前。
もしかしてスタッフ、アルバイト、はたまたお客さんの中でもまだ産まれていないロングタイムアゴー。
自分的には「あ〜、あの頃ね」(笑)

なにが難工事を予想したかというと、最初の工事はいまなお現役のM山仮面の初期メンバー。要所要所で点付け溶接で元々ヤワそうな建物の駆体に要所の骨組みをつなげている。
その後、何度も何度も増改築を、いろんな人達が施工してきている。
簡単に言うと、
壁裏はカオス!
混沌(笑)
吹き付け塗装が何重にも施されているビス頭の見えないパネルはがしをしてみないと、改めて充分な強度を出すための骨組み作りも予定が立てられないという状況でした。
しかも、
工期変更により自分は別の現場が予定されていたので一番大事な最初の3日間立ち会えない始末。
が、
しかしそこはあれ。
布団摩擦の優秀な職人チームのおかげで難なく何事もなくクリアー!
お疲れ様でした!

最終日、やはり自分は確定申告と来るべき次のステップのための事務手続きを済ませて現場に戻ると、職人チームはもうとっくに帰宅(笑)
仕方ないので店長とGGコンビといつもの記念撮影。
みなさん、
お疲れ様でした!

2017年1月25日水曜日

パンプ1 終盤戦

今年の冬は、冬らしい寒さ。
ルート壁改築工事中は、ジム側も本来の業務ルーティンも変則的にならざるを得ない。
寒波の中、高圧洗浄器でホールド洗いをしていたスタッフが呆然としている。
寒さで身体が硬直しているのは確かだけど、店長になにか訴えている。
どれどれと、外に出て見たらナント!
ホールドがピッカピカ!
って、
全面ベルグラ張りまくり〜
あっ、ベルグラというのはアイスクライミング用語で、薄い氷のこと。

お疲れ気味の店長がその経験豊富な体験からヤレヤレという感じで
「日向に置いときゃ乾くから」と。

次の休憩時間に道端の日向に置かれたホールドカゴをのぞいてみると本当に乾いていた!
これぞまさにフリーズドライ!?
この歳になってもまだまだ知らないことは多いものだ(笑)

2017年1月23日月曜日

プラネット袋井店

本日は日帰り出張で静岡県袋井市にあるプラネットさんへ!
四年前に壁の工事をさせていただいたところですが、マットカバーとウレタンの全面交換です。
実は、最初の工事は壁だけで、マット一式はオーナーさんがご自分で手配したものでした。
その後、
2号店となる静岡店の工事もご依頼受けましたが、そのときは壁とマット一式全部でした。
そして今回。
マットのヘタリは激しく、カバーにいたってはアブドーラ・ザ・ブッチャーの指突きの真似事で簡単に穴が空いてしまうほどの限界状態。
まあ、
マットの交換は、それだけお客さんが入っている証でもあるので、もしジムの格付けランキングがあるとすれば充分に審査の重要項目にあがることでしょう(笑)

ウレタンも二種類を用意。
よりヘビーユースな緩傾斜エリアのフォールポイントには、よりヘタリに強い回復力の高いウレタンを設置。
他は標準仕様のウレタンを、なるべく極力マモノサイズより多く設置するようにレイアウトする。
このことにより、傾斜による特定のフォールポイントによるヘタリがひどくなったときには、それほどヘタリのない強傾斜の取り付き付近のマモノサイズ同士を簡単に交換することにより、全体的にまんべんなく平均的な弾力性を得られます。
結果的に、ウレタンもカバーも長持ちします!

我々ストーンマスターズの理念としては
「simple is best 」
これに尽きます。

クライミングに限らず、
すべての分野、概念に共通することだと信じています。

見た目も大事かもしれませんが、

より早く確実に作れるものは、
より早く確実に解体でき、
そして、
より早く確実に作り替えられる。

その上で、
より美しい仕上がり、
より施主様に満足していただける形状、
より前よりも常に新しく、
より良いものを生み出す。

そおゆう
常に挑戦していく心持ちで仕事しています。
まあ、
簡単にいえばクライミングをするのとまったく同じ立ち構え方ということです(笑)

近日中に、
株式会社STONE MASTERS
設立いたします。

皆さん今後とも変わらぬご愛顧のほど、
よろしくお願いいたします!

2017年1月20日金曜日

パンプ1改築工事

実は今週月曜日より、埼玉県川口市にあるパンプ1号店のリードエリア奥側半分の改築工事が、始まっております!
当然、
自分には分身の術は使えないので、優秀な職人チームに全てを任せて妙高高原に行っていたのでした。

さて、今回もフリクションボード仕様なので丸ノコの歯がすぐにダメになる!
が、しかし。
年末にパンプ2での続きみたいな感じなので、切れない、切りにくい、切るのが嫌になる!(笑)といったストレスはほとんどなくて慣れてきていることを実感。
作業時間見積りを本能的に体内時計で計っているからだろうか?
だとすれば次の普通の合板カットは相当早く感じるはずである。

解体はやはり大変だったようで、多くの部材が創業当時、戸田公園駅前の旧パンプ1の資材が使われていたようで、壁のパネルも実に四半世紀に渡って何百回もホールドをバリバリ締め付けられてきた猛者板!

昼間は作業スペースがないのでリードエリア全面切り場とした使っていますが、夕方6時からは7割ほどのエリアが登れます!
本日は自分も放課後練習させていただきました。
やっぱ、
パンプするって気持ちいい!
常連のお客さん、夕方6時から登れますよ〜〜〜
あっ、
あさって日曜日は朝から登れますよ!!
お間違いなきように。

2017年1月19日木曜日

次世代へ

毎年講師で呼んでいただいている妙高高原にあるアイナック国際アウトドア専門学校での3日間の講習も無事に終了しました。
今年はもうすぐ卒業の3年生1人と1年生2人の少数精鋭でしたので、ルートセット(リードのルート)のためのロープワークを丸2日半、ぶら下がってもらいました。
最初はぎこちなかったけど、3日目にはだいぶ慣れてきて、空中での作業動作もだんだんスムーズになっていきました。
やはり、
若い人は飲み込みが早いですな!
そしてその順応性は素晴らしい。

作業後のお楽しみタイム?でもある試登は、あまり時間がなくなってしまったのと、普段ほとんどリードクライミングをしていないという致命的な持久力欠如だったために、6本中1、2本で生徒は肘が上がってしまうという有り様(笑)
まあ、これから2年間、
しっかりやっていきましょうね!
腰の痛みも寝れば治る(笑)
明日からまた頑張っていこう!

お疲れ様でした、
お世話になりました。
卒業していく者も、OB,OGの先輩達のように活躍期待してますよ!

2017年1月17日火曜日

アイナック国際アウトドア専門学校

今年もやって来ました、新潟県関川村!
久しぶりに雪もたくさんあって、住んでる人には大変だけども、昔の通りの冬景色だとなぜだかホッとする。

今年の生徒は3年生1人、1年生二人。
せっかくの専門学校なので他ではなかなか習えないルートセットの実習がメイン。
全国でジムがどんどん増えているけどそのほとんどは手軽なボルダージム。
ボルダー課題のセットができる人はたくさんいるけど、ルートセットできるセッターは実は昔も今もそれほど人数は増えていないのでは?というのを実感している。
いろんな理由があるだろうけど、ロープワークをはじめとする非常に膨大なスキルが必要なのが一番の理由だと思う。
若者がそおゆう面倒臭いことをやりたがらないのは世の常。
ぶら下がりは腰も痛くなるし、出来上がったルートもボルダーの派手なムーヴに比べたらかなり地味だしね(笑)

でも、クライミングってやっぱりデカイ壁や威圧的な壁をどこまでも高く登っていくのが本質であって、王道だと思っている。
そんな壁を華麗にアレックス.オノルドのようにフリーソロで身軽に登れれば良いのだけど、まあ普通はそうはいかないのでロープ使うんだけども。

安全に、かつ迅速に、そして確実に自由に壁のなかを動き回れるようになるには、やはり相応の経験値を必要とする。

自分はジャパンツアーやアジア全域での国際大会のセットや、平山大先生の撮影で世界中でぶら下がるチャンスがあったから恵まれていたけど、
普通のクライマーにはなかなか強い目的意識がないとロープワークのスキルを上げるチャンスは、無い。

なので、せっかくお金払って入学したんだから、卒業後はどこに出ても恥ずかしくない技術を身につけて羽ばたいて欲しい!
という愛を込めた気持ちで、明日もあさっても、3人の腰には頑張ってもらいますよ(笑)

2017年1月15日日曜日

雪国へ

毎年この時期には新潟県妙高高原にあるアイナック国際アウトドア専門学校へクライミングよろず業務の講師で呼ばれている。
もう何年になるだろうか?
10年ぐらいは通ってるような気がする。
最初こそ雪国らしい背丈より高い雪の壁に囲まれた風景だったけど、ここのところは毎年ほとんど雪はなかった。
温暖化って、本当なんだなあと実感してた。
今日は全国的に正しい?冬型。
しっかし、
さみーなー!
なんか冬はわりかし好きだったんだけど、よる年波か?

2017年1月13日金曜日

ばびゅーん

大寒波の冬将軍が日本全土に南下しているそうで。
そんななか、あえて日帰りで将軍様のお膝元へ向けて日帰り出張!
なかなかしばれるけれど、快適な2LDK現場宿舎も付いていたよ!
来月のR4号線シリーズ現場、楽しみですなあ〜

初指湯

全国的に強い冬型の西高東低。
50年生きてきて、真冬に一番天気が良いところをいろいろ実地検分してきたけど、結局関東地方が一番晴天率が高くて良いということに個人的には落ち着いて来ている。
本当は宮川ダムに行きたかったけど、天気予報は気温共に良くないので却下。豊田も激寒いみたいだし。
で、
二子の広場に好色一代男を再びやりに。

空は恐ろしく青く澄んでいて、
ポカポカなはずの広場には、
凍てつく風が右から左から吹いている。
うーん、甘かったなあ〜
こないだの正月はやはり異常高温であって、本日このキンキン感が本来の1月の二子なんですなあ。
真冬の二子なんて実に25年以上ぶりだったりする。
若い頃はそれでも汁手Maxだったので、寒気の中で白い湯気をだしながら登っていたものだ。
それがいまじゃあ寒い冷たい星人に落ちぶれてしまった(笑)
乾燥注意報も出ているせいか、やたらホールディング中にシュバッ!と抜けて落ちる。
あー、乾燥手の人達も大変なんだなあと実感。
久しぶりに会った孤高のuッチーの独り言?をヒントにコンロで湯を沸かして指先を浸からせて暖めてみた。
焼き石ならぬ指湯(笑)
足湯もそうだけど、ポカポカ暖まってなかなか良い!
しかも適度なお湿りもしばらく持つ。
がしかし、
ポケットの中は変わらず冷たくて弾かれる。
そして最後の4時頃のラストトライで決める!と準備していたら、あー無情。
両神山の上にはいつの間にか雲が。
太陽のない1月なんて!
西風による体感温度の低さも手伝い、ほとんどムーヴも起こせずにヌンチャク回収。
そんななか弓状では上裸で登る若者が。
若いって、
素晴らしい!

出来ないことはもう出来ないけど、
出来ることをやっていこうと、
初老はまた痛切に思うのであった(笑)

2017年1月10日火曜日

初現場

遅ればせながら2017年の初現場へ。
昨年末頃に増築工事をした戸塚にあるRIZEさんへ。
ビルを支える太い柱を取り巻くように合板を張り付けたのだが、角のところが合板の表面化粧板の材質が少しハズレだったようで、めくれてはがれてくるとのこと。
とくに細かい保証内容をうたった契約書などはないけど、これは当然100%の無償修繕対象であります。
3時間ほどかけて全てのカンテの板の端っこをカットして丈夫そうな板を替わりに切り出して補修完了!
来週にはホールド全面交換セットに入るというので塗装はそのときにオーナーさんにセルフでお願いする。

ちょっとした仕事だけど、こうしたアフターケアは常識的な範囲で行っておりますのでこれまでお世話になった皆さん、これからお世話になると思う皆さん、ご安心を!

2017年1月7日土曜日

初登り2

30年近く前に冗談半分で初登された好色一代男13aを登りに二子山へ。
広場は相変わらず暖かくて昼寝したくなる(笑)
その昔、古き良き二子山開拓創世記、N島さんとかKりちゃんとかスースー、今は天国にいるM田さん、岳友会や沼田山岳会の面々らがここ広場でブルーシート広げて毎週末に集まっていましたとさ。そうそう、群馬3人娘も、ね!
そしてもっとも開拓に多くの時間を持っていた当時フリーターのD班長がついに拓くべきラインがなくなったときに目をつけたのが好色ライン。
その当時は少なくとも居合わせた他のクライマーにはまともに認識されなかったルート。
まず、トラバースだし、上に登るのがクライミングという時代。
しかしいまの目で見ればハイボール。
見た目よりも内容がボルダーなのでやってみるとかなり面白い。
若かったD班長の自由な発想がいま改めて評価されて良いのではないでしょうかねえ?
ともあれ、セリーヌ合流点で落ちる。
なかなかムーヴが繊細かつダイナミックで難しい。
ヌンチャクを残してまたやる意思を表現(笑)
あっ、蛇足ではありますが核心のドローはちゃんとボルダリングで登ってかけてクライムダウンのちにあらかじめ用意したマットに飛び降りました。
昔なかったマットだけど、もう少し若くて軟骨たっぷりだったら広場に敷き詰めてボルダリングで登りたかった!
いまはまだこの先も登りたいのでプチフリーソロで勘弁勘弁。

続いてこないだ行ってお気に入りになった宮川ダムボルダーへ再び。
三重県は暖かいとはいえ冬型の気圧配置だと風が強くて体感温度下げ下げ。
でも二子の石灰岩よりは岩が冷たくないので意外と登れた。
初日は雷切り初段をなんとか完登。
2日目、チャンドラ2段トライするも指皮むけるわ血豆できるわで、結局ムーヴ未解決部分残す。
また、
だな!

2017年1月2日月曜日

初登り

明けましておめでとうございます。
本年も皆様にご多幸を祈念いたしますとともに、
御指導、御鞭撻のほど、
よろしくお願いいたします!

とまあ、硬い話しはこれぐらいで(笑)

新年元旦は引き続き三重県宮川ダムボルダーにて初登り。
快晴、そして温暖。
最奥のエリアへ行き、
黄色い鈴(初段)トライ。
出だしが核心か?
いろんなやり方があるがどれもしっくりこない。
いろいろ試してから、あらゆる組み合わせをひとつひとつ消去法で消していき、自分にとっては正解ムーヴを40回目ぐらいで見つけ出す。
出だしの一手二手がやっとできて、そのあとはオンサイトで完登。
ふうー

その後、自分のトポにはない左にあるイッカクをトライするも、バラシもできずに終了。

帰り道は結構渋滞につかまったけどその日に帰郷。
三重県ぐらいだと前夜発夜行日帰りも可能圏内だと確認。
意外と近い!
感覚的には恵那笠置やフクベ日帰りとあんまり変わらないかな?
(注意!)これはあくまでドライブマシーンの自分の個人的な感覚感想なのでよゐこの皆さんは額面通りに受け取らないでください、な(笑)

そして寝不足のあくる日は北関東の父へ新年のご挨拶。
朝から晩まで大渋滞の関東地方縦断。
今年もガンガン動き回る1年の始まり始まり(笑)