2016年3月5日土曜日

完成!

1ヶ月にわたる工事も、ついに終了の日が来ました。
最後はセッターさんたちに手伝ってもらいながら現場の片付けとリード用のフロアマットを敷き詰めて、すべてのルートを試登してグレード確認して、完了!
皆さん、お疲れ様でした。
そして、先に帰っていった工事の職人さんたちも、お疲れ様でした。

5年前に第一期工事として左半分に全長30m超のボルダーとトップロープ壁を作り、そして今年、第二期工事として5面のリード壁と、10m幅のボルダー壁を増設しました。
自分としてはこれまでで一番大きな現場となりました。
なかなか作り甲斐のある現場でしたなあ。
ゆっくりとですが地元のクライマーも着実に育ってきているのもうれしい限りです。
急に注目されるよりは、じっくりと確実に変化していくほうがよりクライミング的だと思うので、このままシチューのようにコトコト煮込んで熟成された施設と取り巻く環境が育っていくことを、切に願うばかりです!

2016年3月3日木曜日

鍛 錬

プロのセッターさんたち、どんどんどんどんルートを創っていきます!
真っ白な壁は、あっという間にカラフルな色別のラインが引かれていってます。見た目にキレイ、登って楽しい、日本でもトップレベルの施設にトップクラスのクライマーのルート。
うーん、贅沢だわ~
かなり
贅沢!
いまのところ利用料金無料というのがこれまた異次元の贅沢!!

黒潮の流れるこの島で、身心鍛錬するのも悪くないかもよ。

2016年3月2日水曜日

第二次セッター団来島!

確率4回に3回も着岸出来なかったAキトや、嫁さん、TOKIちゃん、O可能らが無事に到着。
さっそく五面の壁に散らばって、ロープを張り巡らせてどんどんカラフルな色ごとにルートを取り付けていく。
さすがプロですなあ。
なんの心配もなく、安全に、迅速に、高所作業をこなしていく。
こおいうことをなんなくスムーズに出来るセッターって、いったい日本に何人いるだろうか?
ボルダーのセットも大変だけど、かなり技術的には雲泥の差があるように思える。
ルートを独りで作れて、初めてセッター職人さんと、自分は呼びたい。

2016年3月1日火曜日

赤色灰長石巨晶

火曜日。
今日もまだ全身ダルくて節々が痛い(笑)
日曜日の頑張りはもちろんのことだけど、宿のオーナーから面白い雑誌を見せられて読んでいてうなずくことしきり。
以下、勝手に抜粋!

パワーストーンとしてのサンストーンは「勝利の石」の代表格として知られています。
例えば今、叶えたい夢や目標があるとしても、行動しなくては何も手に入りません。サンストーンは自信や積極性、行動力を高めてくれるといわれています。この石を身に着けると、その効果が目に見える形で表れ、ダイレクトに感じられるでしょう。それはもちろん、「石の力」というよりは、本人の行動と努力による正当な成果なのですが、大切な気づきやきっかけを与え、背中をドーンと押してくれる、サンストーンのサポート力も一役買っていると思います。
また、眠れる才能を引き出し、インスピレーションやアイデアをもたらして、実力を存分に発揮できるよう導いてくれると伝えられています。ライバルに勝ちたい時、試験や商談、転職など、ここぞ!という場面で力を借りると良いでしょう。ただ、サンストーンを身に着けるとエネルギーの流れが良くなり、とても行動的になる反面、持ち主のパワーを使いきってしまう事があります。時には石と自分を休ませるよう心がけて下さい。水晶やムーンストーンと合わせて持つ事で、適度に抑制し、エネルギーのバランスを取るのも良いでしょう。

うんうん(笑)
良いことばかり書いてあるし、最後の下りはまるで昨日今日の全身挫滅な自分のことだ!(笑)

なんのことやら?と思うでしょうが正式名称がタイトル(せきしょくかいちょうせききょしょう)と読みます。ガーネットかな?と思ってたけど、世界的にかなりレアな宝石みたいのが、こないだの岩にたくさん生えてました(笑)
特に最後に登れた2段の課題の岩に。
あー、だからあんなに頑張れたのか?
なんたって勝利の石、ですからねえ~
昔、外人の宝石商がチッピングやらなにやらで根こそぎ三宅島のサンストーンを採集していまはネットで売買されているとか。ヤフオクでじゅうなんまんとか?
しかーし、現在は島全体が国定公園なので採石はしちゃダメですよ!
しかも、
最近は日本各地でボルダー課題に(ルートじゃないところが技のない頭の悪さを丸出しだけど)チッピングしてる輩がいるみたいなので、小遣い稼ぎついでに岩を壊されてはたまらんなあ。
まあ、
島のどこで誰が何してるのか?人間密度の低いここでは、あなたのしていることは丸見えですよ!(笑)
くれぐれも変な気を起こさないように。バレバレですよ(笑)

しかしなんだなあ。
高校生のときに宝石採集に目覚めて仲間と野宿しながら全国各地でいろんな鉱物を探しているうちに始めたクライミング。
因果だねえ。
いまじゃあその鉱物の力を借りて登ってただなんてねえ~(笑)
縁、
つーやつかねえ。

写真のは2段の取り付きに生えてる奴。
確かに改めて見るとキレイだな!

2016年2月28日日曜日

3回目の日曜日

天気予報は曇り。朝からイマイチな空模様だったけど、冬の三宅島では極めて珍しい風の無い、波も立っていない奇跡のような好天?でした。
というのも、
いまのところすべてのルートエリア、ボルダーエリアがシークリフという立地条件のために風向き波の高さが岩のコンディションを大きく左右する。

午前中、釜の尻へ。
Gんがプロジェクトをやるというので自分も落ち穂拾い式にまだ空いてるラインを2本初登。
三宅島に赴任してきて3年目のYみさんも合流して一緒に登る。さっそくアップに最適な2本を初登!
そしてGんも自身初の初段を初登成功!

午後はおととい訪れた伊豆岬へ。
今日は海がベタ凪で、岩のりびっちり張り付いた波打ち際の岩まで簡単に降りて行けるぐらい静かな海。
前回開拓したエリアにはめぼしいラインはもう残っていないので、さらに奥へ進む。
この先、3つぐらい登りたくなる岩があるのは確認済。
しかーし、その手前に見落としていた?一角を発見(笑)
上段エリアはYみさんが中心に6級から2級まできれいに5本揃う人気出そうな課題が並ぶ。
下段エリアは、おそらく普段の波があると潮飛沫がひどすぎて登れるコンディションは少ないであろうぐらい海に近い。
しかし岩は硬くてルックスもかなりかっこいい。取り付きはルーフになっていて、おあつらえよくスタートガバホールドがリップにある。
右のラインはわりとすぐに登れた!
ガバポケットから3本指、2本指、最後は1本指、半本指!?とどんどん孤高の指人生を乗り越えていくという感動の物語(笑)
初段、穴村長。

左のラインはかなりてこずる。
ホールドは上部はかなり乏しく、しかしあさーい凹角になっているので形状の弱点を突いていくしか可能性を見いだせない非常にテクニカル、かつ身体中の関節いぢめなムーブが連続する好課題。
ムーブはどれもジムでは創り得ない内容(自分には再現性は不可能)に、岩登りって本当に面白いですねえ♪それでは、サヨナラッ、サヨナラ、という感じ。
一時間ちょいやって、ようやくフィニッシュに至る道筋が見えたとき、想定外な方向に落ちてマットの枠を捉えきれずに外角低めにデッドボール、ならぬカカト強打。
イテテッ
しばらく様子を見ながらレスト。
ポツポツ雨も時々感じる。
日没時間も近い。
空気も入れ替わって湿度がいきなり上がって、触れる岩はすべてシオシオでヌメル。
ヤバイなあ、
しかし、足はどうやら打撲程度の症状なのでトライ再開!
もうそろそろいろんな意味でタイムアップ!という頃合いに、
ようやっとトップアウト出来た!
もう、登ったそばから身体中が痛い(笑)

三宅島で初登再登した5本の初段や、その前に昨年10月から全国で登った18本の初段(内1本2段)と比べてみると、明らかに2段で良いのではないかと判断した。
自分としては人生初の2段初登かもしれない!
やった~
50を前に頑張り始めて良かったわあ!
まだまだ出会いたい岩がこの島にはあるので、怪我しないようにマイペースで頑張りますかね!

(撮影 Yみさん、スポットGん、ありがとう!)

2016年2月27日土曜日

旅ゆけば~

今日はふたりの壁建て職人さん、お帰りです。
めちゃめちゃ船酔いしやすい自転車部員にとっては、穏やかな海況で良かった!
明日はもうひとり、釣り部部長が最後の勝負を明け方から仕掛けて帰っていく。
こおいう仕事柄、旅から旅への旅烏に慣れているとはいえ、
なかなか見送る立場はないので、たまには逆の立場で物事を経験しておくのも悪くないですなあ。
特に、
船が去っていくのは情緒があって良い!
進んでいく者、残る者。

来週は再びセッターさんたちをお迎えして賑やかに。
ひとつきに及ぶ三宅島滞在も、何気ない毎日が自分には血となり肉となり(脂となり!?)

明日という1日も大切に過ごそうと思いました。

2016年2月26日金曜日

待機時間には

最初の予定ならば、三宅島に来る前に決めたタイムテーブルならば、明日の昼前に新たなボルダーマットと、ルート取り付き全体に敷く薄目のマット大量と、追加分ホールド1000個が、昼前に配送されてくるはずです。
その搬入を終えたらそのまま午後の船で壁建て職人さんチームは帰ります。
今日は特に全員でやる作業もないので、オフ!
それぞれがそれぞれのフリータイム。
自転車で峠道を攻めるもの、体育館で鍛えるもの、
そして、
ボルダー開拓する者(笑)

というわけで、西風が強いなか、昨日見つけた伊豆岬ボルダーへ独りで朝から出かける。
もちろん、
誰もいない(笑)
西風が強く吹いているので、南西向きの磯は激しく波が砕けて大量の飛沫が降ってくる。
しかーし、今日は晴れ。
しっとりしていた岩もどんどん乾いていく。

気軽に低くて簡単~まあまあだと思われるラインをトライ。
一本目はOK!
2本目で
つまづく。
低い岩だけど、SDスタート向きに良い両手カチホールドあり。
簡単そうだな?と思って取り付いたのが運のツキ!?
一手、二手、三手目でフィニッシュ!のはずが、
自分にはどおしてもギリギリ届かない距離。
一時間ちょい、パワープレイでなんとか実質ゴールのリップに向かってデッド気味に右手を伸ばすが、リップまで距離が出せない。
大休憩を取りながらいろんな可能性、激コマカチや粒足をチェックしてはマーキング。
トライ始めて2時間過ぎて、ようやくこれなのか?というムーブに決まる。
小休憩のあと、タメを貯めに貯めて、アミノ酸2つ飲んで超本気トライ。

出来た!
嗚咽した。

易しい初段だろう。
人によっては5級ぐらいか?
御岳の忍者返し1級より遠い。
そもそもいまの30歳前後より下の世代は1級=5級という換算みたいなので、実質4級、かな?
あっ、これらはもちろん非公式。ワールドクラスの感覚みたいです。
だから自分のようなロートルにはようけわからんばい。
昔ながらの旧き善き時代のグレードですたい。

南西向きの磯エリアには、西の風11mによる大波がバッシャンバッシャン打ち寄せて、大量の潮飛沫を浴びせてくる。
顔がショッパイ!
でもこれって、スーパーマイナスイオンシャワー、って奴だよなあ?
太陽もサンサン、
超健康的な現場だよなあ(笑)

半日程度のエリアかな?と前日見回ったときは思ったけど、1日登って3割ぐらいしか手をつけられなかった!
やはり、
岩登りは、
独りで悶々と解決していくのが、楽しいですなあ!
しかも!
どれでも登ればすべて初登だなんて、夢のように幸せな時間を過ごせて、金曜日なのに勤労者の皆様、大変申し訳ないです(笑)

まだチャンスはあるので、
また来よっと!