2016年2月26日金曜日

待機時間には

最初の予定ならば、三宅島に来る前に決めたタイムテーブルならば、明日の昼前に新たなボルダーマットと、ルート取り付き全体に敷く薄目のマット大量と、追加分ホールド1000個が、昼前に配送されてくるはずです。
その搬入を終えたらそのまま午後の船で壁建て職人さんチームは帰ります。
今日は特に全員でやる作業もないので、オフ!
それぞれがそれぞれのフリータイム。
自転車で峠道を攻めるもの、体育館で鍛えるもの、
そして、
ボルダー開拓する者(笑)

というわけで、西風が強いなか、昨日見つけた伊豆岬ボルダーへ独りで朝から出かける。
もちろん、
誰もいない(笑)
西風が強く吹いているので、南西向きの磯は激しく波が砕けて大量の飛沫が降ってくる。
しかーし、今日は晴れ。
しっとりしていた岩もどんどん乾いていく。

気軽に低くて簡単~まあまあだと思われるラインをトライ。
一本目はOK!
2本目で
つまづく。
低い岩だけど、SDスタート向きに良い両手カチホールドあり。
簡単そうだな?と思って取り付いたのが運のツキ!?
一手、二手、三手目でフィニッシュ!のはずが、
自分にはどおしてもギリギリ届かない距離。
一時間ちょい、パワープレイでなんとか実質ゴールのリップに向かってデッド気味に右手を伸ばすが、リップまで距離が出せない。
大休憩を取りながらいろんな可能性、激コマカチや粒足をチェックしてはマーキング。
トライ始めて2時間過ぎて、ようやくこれなのか?というムーブに決まる。
小休憩のあと、タメを貯めに貯めて、アミノ酸2つ飲んで超本気トライ。

出来た!
嗚咽した。

易しい初段だろう。
人によっては5級ぐらいか?
御岳の忍者返し1級より遠い。
そもそもいまの30歳前後より下の世代は1級=5級という換算みたいなので、実質4級、かな?
あっ、これらはもちろん非公式。ワールドクラスの感覚みたいです。
だから自分のようなロートルにはようけわからんばい。
昔ながらの旧き善き時代のグレードですたい。

南西向きの磯エリアには、西の風11mによる大波がバッシャンバッシャン打ち寄せて、大量の潮飛沫を浴びせてくる。
顔がショッパイ!
でもこれって、スーパーマイナスイオンシャワー、って奴だよなあ?
太陽もサンサン、
超健康的な現場だよなあ(笑)

半日程度のエリアかな?と前日見回ったときは思ったけど、1日登って3割ぐらいしか手をつけられなかった!
やはり、
岩登りは、
独りで悶々と解決していくのが、楽しいですなあ!
しかも!
どれでも登ればすべて初登だなんて、夢のように幸せな時間を過ごせて、金曜日なのに勤労者の皆様、大変申し訳ないです(笑)

まだチャンスはあるので、
また来よっと!

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